安く済ませる地デジ対策
タスポしかり、地デジしかり。
何とかして、「スタンダードを替えてお金を使わせよう」とする意図や、それによって、天下りを喰わせていこうという主たる目的は分かりますけれど、その度に振り回されるのは、「物が言えない」一市民というのは、歴史上変わることがありませんね。
で、お店のテレビです。
普段は、全くと言って良いほど見ませんが、「オリンピック」だとか「高校野球」は、どうしても興味が行く。
大災害が起こった時も同じで、ネット全盛とはいえ、テレビや新聞の方に一定の信頼を置いているのは、私だけではないでしょう。
お店の場合は「共同アンテナ」になっている。
と思う。
けれども、地デジ対応のテレビを買う余裕がない。
とすると、3台あるパソコンでテレビを見ることになるし、そうすると「ワンセグ」に活路を求めるより、方法がない。
2年ほど前に買って(写りが悪く放りっぱなしだった)バッファロー社のパソコン用アンテナと付属ソフトを使って、地デジに再接続して見ました。(費用は5千円ほどだったと記憶しています)
あかん。
私のお店は天神橋筋商店街の中にあって、1階の路面です。
回りは3階から7階建ての建物ばかりで、しかもお店はアーケードに覆われている。
地デジを視聴するには、悪条件が揃っています。
延長アンテナを使っても、せいぜい地上1.5mぐらいにしかならず、とてもとても(高い所にあるべき)アンテナの役目を果たしていない。
それに、たかがテレビに必死になってアンテナを延ばすのもいかがなものか?と思うので、高校野球に関係のないわずかなチャンネルしか見られない状態で、我慢するしかないのか?
リミットは、あと1ヶ月を切りました。
ブラウン管テレビの廃棄にお金が掛かるのは、当然ですから仕方ないにしても、高校野球が全然見られないのはつらい。
もっと効果的でお金の掛からない地デジ対策はないのでしょうか?
自分で明け渡し訴訟をやってみた(3)
急に訪問された方には、「過去の経緯」が全く不明な訳で、その辺りをもう一度整理してみましょう。
1,入居早々から滞納し、今年2月から連続滞納中
2,何かの中毒で、室内で暴れガラスや壁を大規模に破損
3,現在所在不明
と、こういう状況です。
本人は、30代なのに生活保護を受けていて(支給する方もする方ですね)4月末頃から、ずーっと役所に資金の受け取りに来ていない。
警察に被害届を出しに行ったら「経験上、大抵死んでますねぇ」と言われ、ガラスや壁の破損は「原状回復に関わるから、民事だ」と受理して貰えませんでした。 まあ邪魔くさかったのでしょう。
という訳で、梅雨時ですから雨が振り込まないように、まず窓ガラスを全てなおしました。
これだけでも、かなりの出費です。
滞納賃料のウチ「2月から5月分」は、日本セーフティーさんに代位弁済していただきましたが、現在は居住の実態がない(それはそうでしょう。いないのですから)ということで、保証の対象外になった。
普通の「明け渡し訴訟」だったら、単に数ヶ月家賃を溜めて、支払う見込みがないから、訴えを起こすということでしょうけれど、今回の場合は、「福祉で、当然支払う資力があるのに、払わない」こと。
そして、本人がいないこと。(まあ、夜逃げも似たようなものですが)
最後に「部屋をめちゃくちゃにしていること」が、尋常ではありませんね。
とにかく、全てのガラスが割られ、壁には穴が開けられている。
不思議なのは、何のトラブルもなかったのに、一人で薬かアルコールかの中毒症状で、「パンツ1丁で、暴れ騒いでいた」らしいこと。
要するに普通ではない人なのでしょうね。
こういう手合いと関わるのは、一番イヤなことですし、相手にお金や家族、仕事がないと「守るべきものが何もない」ということですから、トラブルになったら一番厄介ですね。
法的手段に出ても、すんなり解決するとは思いませんが、実はこの物件は、私の父親の所有(といっても、小さな文化住宅です)で、当時靴屋さんをしていた父のお店は、レジなどとんでもなく「石けんの箱」を金庫代わりに使い、呑みに行ったり、遊びに行ったり(釣りやらゴルフやら)ということが全くなかった。
貧乏だったので、ひたすら「家主になりたい」夢をかなえるべく、切りつめて暮らしていた事を良く覚えています。
私も、幼児から大人になるまで、結局自転車は1台しか買って貰えませんでした(回りは体が大きくなるに従って、新しい自転車を買ってもらっていましたが)懐かしい思い出です。
で、それほど苦労して建てた物件ですから、こちらもまあ「体を張る」覚悟はできている。
そうでないと、父に申し訳がない。
貸す方が、「最低限度の生活」に耐えて建てた物件を、他人の税金で生活させてもらっている上に、そこから家賃も払わず、缶ビールを飲み、暴れるような奴は、許せない。
昨日、ようやく「訴状を受理」して貰いましたが、もう一度、概要を整理してみました。
(思い出しただけで腹が立つ、、、、、、)
自分で明け渡し訴訟をやってみた(2)
訴状と副本2部を作って、大阪簡易裁判所の受付へ行ってきました。
前回説明を受けた人と違う方が来られたので「前回だれだれさんに教えて頂きました」と言うと、前の人が来てくれました。
丁寧です。
差し替えの必要性を考えて「大きなクリップ」で仮止めしただけの書類を、「見積なら見積」、そして「写真な写真」と分けてステープラーで止めてもらい、証拠番号(原告は、甲何号証と表示)のハンコまで押してくれて、私は数字を書き込むだけでした。
分かったことの中で大切なことは「知ったかぶりをしない」ということでしょうか?
前回聞いたことでも、分かっている計算式でも、「はいはい、ありがとうございます」と、こちが何も知らないスタンスを徹底することで、専門職の人たちは、至れり尽くせりくれました。
ありがたい話しです。
そして、1階の受付から5階の民事訴訟係りの「書記官」がおられるフロアで待つこと15分から20分で、担当書記官が来てくれました。
私の事件の担当は、一見お嬢ちゃんにしか見えない、小柄でかわいい書記官さんでした。
最初に「債権を持っているのは、私の父であること」と「被告は所在不明なこと」をお伝えしてあったので、「委任状兼代理人許可申請書」やら「公示送達用調査報告書」を用意してくれてありました。
本当に親切です。
で、郵送に1週間、公示送達に2週間、その後なにやかやで数週間かかるということで、8月末に法廷に立つことになりました。
前回初めて知ったことは、
1,訴訟物の価格は、不動産評価証明から算出し、被害額と合算
2,被告一人だったら、切手代が5千円ほどかかる
3,相手が増えると切手代も比例して増える
4,収入印紙が結構かかる(今回は30万強の訴訟で5千円)
5,提訴する段階では、「認め印」しかいらない
こういうことですね。
本人確認用の書類もいらない。
大阪地方裁判所の駐車場が工事中で、一般車両は止められない(今日現在)ので、隣の法務局で「登記事項証明書」を取るついであったため、そちらの無料駐車場に止めることができました。
現段階での経費は、
1,訴状に貼る印紙代・・・・・・5千円
2,切手代・・・・・・・・・・・4千8百円
で、次回は、「委任状」に貼る収入印紙500円が必要です。
結局、私の時間給とか駐車場代を除けば、おおよそ1万円ほどで、訴訟を起こせる。
これから、被告が不在ですから、公示送達やら調査の手続きが必要になってきますが、その顛末は、(3)でお伝えしたいと思います。
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