雑踏でも獅子は行く、、、、
天神橋筋商店街で、通行人が多かろうかどうだろうが、平気で御神輿や獅子舞が巡行できるのは、ひとつは「道路使用許可」を取っているからですが、何より「地元がやっている」からですね。
250mぐらいのアーケードとカラー舗装であれば、軽く5億円ぐらいは、地元が借り入れして負担している。
加えて、電気代とか定期清掃のような「維持管理費」が、年間百万円はかかるし、それで「雨に濡れない」などの恩恵を受けているのは歩行者やお客様という訳ですから、「お金を出した側が、年に一度は恣意的に道路を使用する」のもやむを得ないでしょう。
大体、祭は混雑するし、それを「楽しめる」人しか祭には行かない。
私は混雑ぎらいですので、お祭りや「話題のスポット」には行きませんけれど、年を経てブームが去ってなお興味を引くような場所であれば、行くかもしれません。
という訳で、今年も昨日今日午後6時を回って、商店街に人があふれ出してからも、獅子舞と傘踊りは無理矢理巡行しましたね。
ありがたいことに、「御神輿」のようにワンパターンの動きではないし(獅子舞の踊りだけでも3種類ありますから)、傘踊りは10代の女の子が中心ですから、華やかこの上ない。
まして、獅子舞の巡行を統括する「獅子頭」に、今年は私の息子が任命されたので、自然と力が入ります。
実際には、獅子頭経験者で構成される「後見」役が、獅子頭の大きな力になってくれますから、いわゆる「集団指導体制」ではあります。
とはいえ、以前お話したように、踊る時に身につける「たすき」ひとつ取り上げても、獅子頭と経験者の一部しか「紫色」は使用できない。
だから、年若い踊り子には、獅子頭は「憧れの存在」と言えるでしょう。
何より今年も、大した事故なく終わったことが大変ありがたかった。
これも、天神様のご加護なのでしょう。
傘の先や獅子の本体は、当たり所が悪かったら大きな怪我をする。
それでも、わが天四獅子は、今年も雑踏を行くばかりです。
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