2011/08/15 13:10:15

離婚相談

相手は頭の良い人ですから、私に相談して「解決策」を得ようとは思っていないはずですけれど、第三者から見たら景色が変わることもある。
今回は、もう相手方が「決めた」と言い、取り合って貰えないらしいのですが、うれしくないお話の詳細を書くのもどうかと思いますから、この「決めた」ということを考えてみましょうか。


「決めた」
高校生が「東大に入る」と決めて、或いは甲子園に出ると決めて、一日のほとんどを勉強や練習に費やすのは、意志の強さも努力も必要ですが、離婚であったり、退職であったりを「決めた」というのは、いかにも「軽い」感じがします。


大体、結婚する時に「この人にずっと付いていこう」とか「この人を絶対に幸せにしよう」と、「決めた」訳でしょう?
それも、心に強く。
では、その時に「決めた」ことはどこへ行ったのか?
熱情に任せた空手形の側面は、誰に出もある。
けれども、10代で結婚して子供ができてすぐ離婚というケースは別にして、適齢期にそれなりの社会経験も積んで「決めた」ことを、軽々に「やーめた」と決めて良い物だろうか?


こういう相談事は「一方口」ですから、必ずしも相談者の言うことが事実だとは限らない訳ですけれども、どちらかが一方的に悪いことは、比較的少ない(暴力や浪費、浮気ぐらいでしょうか)以上、そして責任の程度にもよるのですけれど、3年・5年或いはそれ以上の結婚生活を続けている以上、その期間の半分以上が我慢できない期間であるのか?


そうではなくて、たかだた数週間とか数ヶ月のことなのか?
で、事情が違ってくるのは、明白ではなかろうか?と思いますね。


人間、いつまでも足踏みなどせずに、そこから踏み出す事も大切ですし、きょうびは離婚などごく普通のできごとですから、「決めた」というのなら、早く手続きして、さっさと分かれる方が良いのかもしれませんけれど、私にはどうしても違和感が残ります。
特に「もう決めた」と、門前払い口調には。


人生の他の場面で「決めた」事は、全て実行して来たのか?

少なくとも、私自身は、全く自信がない。
「こうと決めて」やり抜けたのは、50年以上の人生でも、高校3年生の時の1年間だけでしたから。
「決める」というのは、色んな場面で使われますけれど、こと人生に関わる限り「多大な努力を要する方向」に向かう時使って欲しいですね。
まあ、相手に有無を言わせない、便利な断り文句ですけれども。






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