いろは歌・とりな歌
最古の「いろは歌」が記された土器が見つかったそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120118-OYT1T00135.htm
残念なことに「いろは歌」を全部知らない人、結構おられます。
知っていても、「・・・を・わ・か・よ・たんてい!」まで。
ところが、中には「とりな歌」をご存じの方もおられます。
全部は覚えていませんが、「鳥鳴く声す、夢さませ、、、」から始まる、いろは歌と同様に、五十音が重複することなしに作られた歌ですね。
最初は良いけれども、後半にちょっと無理があった覚えがあります。
けれども、上には上がおられる。
知っている範囲で、一番素晴らしいと思ったのは、
「雪の花嫁」ですね。
相当昔の講談社現代新書か何かで、初めて見たのは30年近く前になる。
「雪のふるさと お嫁入り 田舎あぜみち 馬つれて わらやねを抜け たんぼこえ、、、、、」
こんな詩的な「いろは歌」が作れるのか?
うろ覚えですから、括弧内は多少間違いがあるかもしれません。
ネット時代ですから、「雪の花嫁」で検索してもらえば、簡単にヒットするでしょうし、知っていて損はありません。
その後、「雪の花嫁」を超えるいろは歌ができたかどうか?
寡聞にして私は知りません。
おそらくできないでしょう。
それほど、完成度が高く素晴らしい「雪の花嫁」
若いときに戻って、もう一度覚えてみようかなと思います。
一度暗記しているだけに、それほど難しくないはずですから。
「経済センサス」を担当して
「経済センサス」
国勢調査の事業所版ですね。
今月下旬から、皆さんの所にも調査員が回ってくることでしょう。
私も昨夜、区民ホールで、何回目かのレクチャーを受けて来ました。
で、だれが調査に回るのか?
大阪市北区の例を挙げると、役所から、町会へ降りてきます。
そして、町会長が人選して、普通は町会の役員が調査を担当する。
高齢化に伴って、そして跡継ぎ難も手伝って、担当するのはお年寄りが多くなっていますね。
私自身は、「町会」へ回すよりも、不動産協会の方が良いと思う。
もちろん、担当地域内にあることが大前提ですが、事業所の存在や、開店閉店に経営者変更について、敏感なのは、不動産業者か有線放送やレジスターの営業が、先を行っているでしょうから。
地域にお願いするのは、一つは「回収のしやすさ」ですね。
配布の後、回収して、点検整理の上で役所へ提出するのですが、私の所属する商店街だったら、顔見知りの店舗や事業所の人は、回収に行かなくても、「持ってきてくれる」こともしばしばです。
国勢調査の時は、マンションなど「管理業協会」に頼んで、飲食ビルの多いとこも、「ビル管理会社」に任せた方が、正確で回収率も高いのでは?と思う。
調査員が、高齢化してくる原因は他にもある。
昨日は、隣接町会長とたまたま席が隣り合わせたので、「他にする人がいないのですか?」と尋ねると(私、口が悪い方なので)、「ええ加減な奴ばっかりや」ということで、任せられないらしい。
私から見れば、そのオッサンも結構いい加減だと思っているので、それ以下の水準では、仰せの通り、配布が滞ったり、回収を放棄したりする可能性は、まあ十分ありますね。
多少なりとも「報酬」が出るのに、その有様です。
無報酬の商店街活動や町会活動の参加者が減るのも仕方ありませんね。
調査員をしていると、面白いことに気づく。
集金に行ったら、お金のあるなしに関わらず、一度目で支払ってくれない所は数多いですが、「調査書」を回収する時も同じです。
約束した期日に、できていない。
他人様に足を運ばせることを、何とも思っていないのでしょう。
昨年の東北関東大震災で、人生観が変わった人も多くおられる。
大阪天神橋筋商店街からも、何人かボランティアに出向いて、帰ってきた理事会で、涙ながらに報告する若い衆もいました。
「この人が、もし今日死ぬと知っていたら」
たいていの人は、対応が変わるでしょう。
頭をなでていれば、抱きしめていれば、お小遣いを上げていれば。
常識人だったら、後悔が出てきて当然ですね。
それほど、普段は「今日も明日も同じ」と思って、皆生活している。
震災の後、「他人の役に立たなくても、迷惑は掛けまい」そう思った人はきっと多いと思うし、日本に住み日本人であれば、「震災前と違った自分になろう」と思わない方がおかしいと思う。
けれども、時が過ぎると、やっぱり一度でお金を払わない人は払わないし、嘘をつく人は相変わらず嘘をつく。
「経済センサス」に協力して、調査書を書くのはじゃまくさい。
ただ、配布回収して、最終的に分析する方はもっとじゃまくさい。
是非「調査員」には、快く協力してあげて欲しいものです。
どうぞ、お願いします。
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