聞きづらい話し方
人間性が最高峰で、尚且つ話しの内容も素晴らしい。
ところが、あんまり聞く気になれない人、確かにおられます。
アナウンサーの講演に行くと、大抵話の内容は陳腐ですね。
特に関西は、タイガース馬鹿のアナウンサーが多くて、どうでもよいようなベンチ裏や舞台裏の話をされる。
聞き手が、皆阪神ファンだと思っているのでしょう。
独りよがりも甚だしい、流石にカメラだけに向かって長年話し続けた人だなぁと思います。
一般の方の中には、「きっと、練りにねって来られたのだろうな」と思うほど、話の内容が充実した方、数少ないけれどもおられますね。
大阪の議員さんの中では、引退された「京極俊明議員」のお話は見事でした。
ネットで検索できない話題が豊富で、よどみなく、癖もない。
人前で話す以上、こうあるべきだという見本のような方でしたね。
引退されたのが、返す返すも残念です。
で、「聞く気になれない人」ですけれど、一例を挙げると「エー」の多すぎる人。
「エー、ご指名に、エーよりまして、エー、これから、エー、皆さんと、エー、一緒に、エー、大阪締めを、、、」という具合に、わずか1、2分のお話の中に「エー」が20回も30回もでてくる。
本当に、勿体ない話だと思います。
私は人前で話す機会が、若い頃から人様より多かった。
それで一番気をつけていたことは、この「エー」をなくすことでした。
「エー」よりも、「これから、アー、皆さんと、オー」など語尾の母音を伸ばす方がまだしもマシですけれども、やめた方が良いのは同じです。
それと同時に、「同じ単語=特に接続詞と形容詞=を使わない」ことでしょう。
ちなみに、ブログを書くときでも、文末を「、、です。」「、、、です。」などというように、同じカタチで終わることを極力さけています。
ブロガーの中で文章が上手だな、と感心させられる方々の多くと同じですね。
私とは比べるべくもありませんけれど、「気を遣っている」ことは分かる。
思うに、人前で話す時も、事情は全く同じです。
他人様の時間を頂戴して、なにがしかを話す以上、興味を引く話題でお話ができなくても、「聞きづらい」というのは避けたい。
その積み重ねが、最終的に「話し上手」ということになるのでしょうね。
コメント一覧
No.6910 ハーレーさんのコメント 2012/01/30 20:37:06
なるほど、参考になりました
話の上手な人は、少ないということですね
日経新聞の 私の履歴書も ほとんど つまらん
ですから、それと同じですね
変わるお店は、良く変わる
経済センサスの調査票を配布しているのですが、まあ「店舗」で変わるところは良く変わるものです。
業者さんであれば、キャンセルや解約は連続するけれども、契約は連続して発生しない。
発生する時は、同じ物件が続く。
こんな傾向を感じておられるかもしれませんね。
実際、早くやめるお店の次ぎに入ったテナントさんは、早くやめる。
家主さんの考え方もあるでしょうが、「コロコロ変わる方が儲かる」と考えておられる家主さんはいらっしゃいますし、そういう店舗は、保証金が比較的安いけれども、賃料が高いなど、永続するのが難しい条件になっていることが多いという、数値で計れる問題があります。
けれども、「因縁でもあるのか?」と思うぐらい、特段の要素がないのに、なぜかヤメていく物件もある。
兎にも角にも、一定の事実です。
個人的には、家主業というのは、れっきとした事業ではあるけれども、テナントさんの事(長く続けて貰う)を考えず、入れ替わって保証金の解約引きとか、礼金を懐に入れる事ばかり考えるのは、いかがなものか?
借りる方が了承しているから、良いのか?
心ある業者さんであれば、「借り主が頻繁に変わる物件」は、家主さんに問題があることが多いと思っておられるでしょう。
借り主が変われば、人もお金も動きます。
内装業者さんや、厨房業者さんにも仕事が回る。
何より、我々には手数料が入る。そのための仕事ではあります。
悪いことばかりではありませんが、余裕のある方ばかりが「出店」する訳ではないし、今のご時世退職金をはたいて、人生を賭ける素人さんも多い。
栄枯盛衰は世の常ですが、「あまりに頻繁に変わる」のは、どうでしょう??
息子の同級生を案内
昨年社会に出たばかりなのに、一人ぐらいをしようとは、立派です。
聞けば、大学生の妹と同じ部屋に暮らしているとのことで、最初「親元から通勤する方が、金銭的に助かるのに」とお話していたのですが、こういう事情であれば、速く自立する方が良いでしょうね。
希望の場所は、私の店から地下鉄で5つも6つも離れている。
本来、希望場所に近い業者さんを訪ねていくのがベストですが、初めての一人暮らしで、不動産屋さんを選ぶ事が不安なのに、いきなり振るのも失礼で無責任というものでしょう。
今回も、直前までレインズで検索して、ネットで管理業者さんに当たり、オートロックだの、バストイレセパレートだの、室内洗濯だの、洋室だの、駅近という希望に叶う物件を案内して、気に入って貰いました。
が、正直相場観が分からず、ひょっとして高いか?と思ったので、以前の取引で親切に対応していただいた地元の業者さんに、条件を伝えて、持ち物件でも一般でも、紹介するからということで、気に入った物件名と賃料を言って、他に候補がないか?お尋ねしたのですが、結局、それより高い物件ばかりでした。
確認が取れたので、安心です。
折角来て貰って、「やたら高い物件」を紹介したと思われたくありません。
いくら条件通りでも、地元の業者さんだったら私より遙かに物件を知っていて当然なのですが、たまには、こういう幸運もあって良いでしょう。
私自身は、社会に出た夏に単身で、生まれて初めて親元を離れて大阪から名古屋の寮に入りました。
お風呂に洗濯機、そしてトイレとキッチンが共同で、和室の6帖。
寒いさなか、入ろうと思ったお風呂に誰かが入っていたり、洗濯しようと思ったら、完了済みの誰かの洗濯物が入っていたり。
それでも、あんまり不満はなかったですね。
もう30年前の話になりますが、今でも「寮生活」は、そんなものでしょう。
ですから、寮を出て「普通のマンション」に入ったところで、別段感慨もなければ、うれしさもありませんでした。
ただ、その後結婚して二人暮らしになった時は、本当にうれしかった。
帰ったら、電気がついている。
暖かい食事が待っている。
会話もあれば、朝にはアイロンの当たったカッターがつるされている。
一人暮らしを6年やっていると、確かに自分で大抵のことはできるようになりますけれど、それと「ありがたさ」は全く別ですね。
一人暮らしを経験してこそ、「嫁さん」のありがたさは、よく分かる。
私の周りは、ほとんどが見合い結婚で、実家を出てそのまま新婚生活です。
お金持ちは、やっぱり見合い結婚が多いですね。
そして、それほど奥さんのありがたさが分からないままに、年が過ぎる。
一度、自分でパンツを洗ったり、お茶碗を洗うべきかもしれませんね。
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