嘘つきは、部屋など借りられない
彼女と一緒に来店して、「申込み」の時に彼氏が年齢を10歳若く書いて、後で免許証等と照合した結果、アウト!
こんな馬鹿げた事例でなくても、申込み時点での「ウソ」は、まず物件を借りられない根本的な原因になりますね。
ですから、正社員であろうとアルバイトであろうと、現在求職中であろうと、「事実をありのままに」伝えることが最重要ですね。
正直に話して、助けを求められたら、「何とか協力しよう」という気になる。
話が途中でコロコロ変わる人は、つきあえないですねぇ、、、、
私たちの場合、ウソは致命傷になります。
従って、普通の業者さんだったら「断定的」なことは、一切言わない。
希望的観測や、過去はどうだったか?のお話しはしますが、「この物件の賃料は交渉したら安くなる」など、断定はしません。
もちろん、管理物件や家主さんとのつながりで、元々の値引き範囲が暗黙の或いは明示の了解としてある場合は別ですね。
ところが、こちらがウソをつくつもりなど全くないのに、結果的にウソになる。
そういうことも、ごくたまには発生しますね。
例えば、あるお部屋が「月末退去」で、リフォームに2週間余裕を見て、翌月の20日頃に入居できるなどの場合、大前提である前の入居者が、月末に退去しなかいとか、資材不足でリフォームが間に合わないなどのケースでしょうか。
困ります。
大変に困りますが、重要事項説明書に記載して説明した時点で、腹立たしくもそれは業者の責任になる。
新しい借り主さんは、前入居者やリフォーム屋さんになど話はしない。
とりもった不動産業者に全責任がある訳ですね。
(業者さんが、関係者にその後請求するかどうか?は別の話)
ですから、「即入居」の場合はまだしも、「空き予定」は重々注意が必要です。
また「空室」で「リフォーム前」の物件も、用心に越したことがありません。
個人家主さんを中心に、「決まったから、費用を抑えようか」と思う人、決して少なくないからですね。
書面で、リフォームの範囲を出して貰うようにしたいですね。
もちろん、その場の話を書面にして(業者側で)、署名捺印を貰う方法で。
直すと言いながら直さないのもウソです。
我々自身、ウソをついたら免許を無くすぐらいの姿勢で営業していますが、借り主さん貸し主さんの物差しは、また違う。
ウソに対する基準もまた、違うことでしょう。
不動産業者にとっての「ウソ」とは、事実に反すること全てですから。
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