2013/11/03 9:05:33

タイガーマスク運動の季節

数年前、「伊達直人」名義でランドセルが施設の前に置かれていたのが始まりであるのは、皆さんご存知の通りです。
そして、次々と、それに続く方々。
全く、日本も捨てたものではありませんね。
今年もきっと、何人もの「タイガーマスク」が出てきてくれるでしょう。

私は、恥ずかしながら「赤い羽根」など通常の募金しかしていませんが、父は救世軍から釜ヶ崎、その他毎月結構な額を寄付しています。
「そんなお金があるなら、僕に、、、」と、正直喉まで出かかりますが、老人の社会還元は、人口構成からみても必要なことですし、「生きがい」にもなっているでしょうから、本人の楽しみを奪ってはいけませんね。

今月は、例月より多い「3回」のコンペに出席しますが、世の中週に3回4回ラウンドする方も沢山おられることでしょう。
他人事ですが、月に10ラウンドするような層の方が、1回休んでその分のプレー費を寄付するとか、ゴルフに限らず「遊び」については10%でも何%でも良いけれど、上乗せして乳幼児の福祉に当てる。
或いは、いろんなコンペの参加費用の一部を必ず、児童福祉に寄付するような社会になったら、日本人の精神年齢は、一層の高みへ行くでしょうね。

私が「ちまた」の募金をしなくなったのは、あるうどん屋で、募金箱からお金を出して支払っているのを、聞いたからで、先の東日本大震災でも、所属団体から多額の寄付をしたけれど、どうも寄付した側の期待通りには進んでいない。
その点、「タイガーマスク運動」は、必要な人たちに、「必要な現物」を送る訳ですから、ほぼ失敗や期待外れの恐れがない。
ひょっとして、人数に対してランドセルが多すぎても、近隣の同施設に余剰分を配れば良いことですから。

日本は、欧米に比べて「寄付」の文化が根付いていないと言われる。
それは過去から、永らく欧米ほどの「所得格差」がなかったからでしょうし、現在格差社会と言われていますが、日産のゴーン社長とアルバイト君をくらべたり、金融機関の頭取と新卒社員を比べても意味がない。
全体的に、中流の上だった国民意識が、中の下か下の上になっただけの話で、それでも質はともかく3食いただける訳ですから。

いずれにしても、「余った分を施す」のではなく、「多少我慢して拠出する」というのは、消費税問題にしても、根が同じように思います。
それがたまたま、悪いタイミングだったとしても。




会社概要

会社名
(有)アムネット
カナ
アムネット
免許番号
大阪府知事免許(5)0048126
代表者
西岡 祥富
所在地
5300041
大阪府大阪市北区天神橋3丁目8−18天三角ビル2階
TEL
代表:06-6355-7077
FAX
代表:06-6355-7088
営業時間
10:00〜19:00
定休日
毎週火曜日
年末年始・夏期・ゴールデンウィーク
最寄駅
大阪環状線天満
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