言いづらい事を、速く言う
サラリーマン時代に、身についたことですが、「上司に言いづらい事を、速く言う」ことって、結構大切ですね?
その時は、激怒されることもありますが、結果は結果なので、「次の対策を考えろ」となるのが普通です。
失敗は失敗で、速く言うほど、速く忘れられる。
伝え方が下手な人ほど、なかなか言い出せなくて「タイムオーバー」になったり、「タイムオーバーぎりぎり」に言い出すから、次の手が打てなくなる。
このことは、「対お客様」でも心がけているのですが、お客様のためにという思い込みが強い人ほど、悪い知らせは言いづらいものです。
親身になるほど、「申し訳ないなぁ」という気持ち、分かります。
経験的に、「悪い知らせ」は速く伝えれば伝えるほど、傷が浅いのはもちろんですが、自分が思っているほど、その知らせが「深刻」でない場合が多い。
まして、自分が忘れていたり、いい加減な対応をしての結果ならともかくも、やるだけやった上のことであれば、「仕方ない」と思えるでしょう。
相手も、分かってくれると思う。
その意味では、「常に誠実に」という姿勢こそが大切なのでしょう。
何が歯がゆいと言って、Aさんと交渉するのに、「必ずBさん経由」の場合。
Bさんの持って行き方次第で、結果が変わる。
Bさんが、自分より優秀な場合もあれば、Aさんのことをよく知る場合もあるから、一概に悪いとは思わないけれど、その話がうまく行かなかった場合「もやもや」が残るのは否めないですね。
まして、お客様には「Bさん」のせいになどできない。
ともあれ、いろんな事から自分を解放するには「速く対処する」に越したことありませんし、上司がいない自営の場合も同じ事ですね。
先に「誠実にやった結果」と書きましたが、自身のポカが原因でも、やっぱり同じ事かもしれません。
黙っていて、結果が変わる訳では、ないのですから。
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