2014/07/19 10:26:22

来なくなった「家主」さん

賃貸の仲介業をしていると、個人家主さんが「空き部屋」を持ってこられる。
お爺さん、お婆さん家主さんに限らず、「そう言えば、あの家主さん来られなくなったなぁ」という事が、しばしば起こりますね。


不動産業に携わるまでは、「家主さんは、替わらない」と思っていた。
まあ、売買などで所有者が替わらないことには、不動産業自体がなりたたない訳ですから、「家主さんは、安定している」と言い換える方が良いでしょう。
とにかく、そう思っていた訳です。
が、現実は相続税対策であったり、返済不能であったり、事情は様々ですけれど、1棟物の所有者が、それなりの頻度で、替わる。


所有者が頻繁に替わる物件は、頻繁に替わる。
お店でも、入れ替わりが激しいお店は、大体決まっているものです。


で、「空き部屋」を持ってきて下さった家主さんは、どこへ?

高齢者の場合は、「全う」されたのかもしれません。
存命でも、闘病中かもしれない。
それより若い世代は、親族間の争いも、あることでしょう。
逆の立場で、家主さんから見たら「仲介業者さんは、良く替わる」とか「社員さんがころころ変わる」ということになるのでしょうね。


それだけ、何にしても「安定」は難しいということでしょう。


「家主さん=安定」と、思っていた一般人時代が懐かしいです。
商店街で、一番所有者が変わった時期。
それは、私がまだ不動産業に携わる前のことでしたね。
平成の一桁時代だったように思います。
昭和の最後の方、天神橋筋商店街の賃貸条件が「天井」だった頃は、10坪の携帯電話店で、保証金3千万円など、別に珍しくなかった。


家主さんは「次の店舗も、保証金3千万円もらえるだろうし、すぐに決まる」と思っても、致し方ない。 使う人は使っちゃう訳ですね。
ところが、市況は大きく変わり、円満に店子が退去しても、次の店舗からの保証金収入は、三分の一も見込めない。
大家さんが、保証金返還金を返せなくなるんですね。
それで、何軒も物件を手放されました。


「売った買った」の裏側にある物語だけで、本を一冊二冊書けるような業者さん、結構多いかもしれませんね。
世の中栄枯盛衰は、仕方ありませんが、何らかのつながりがあった家主さんや業者さんには、幸福ではなくても「普通」であって欲しいし、私もそうありたいものです。






会社概要

会社名
(有)アムネット
カナ
アムネット
免許番号
大阪府知事免許(4)48126
代表者
西岡 祥富
所在地
5300041
大阪府大阪市北区天神橋4丁目6−25
TEL
代表:06-6355-7077
FAX
代表:06-6355-7088
営業時間
10:00〜19:00
定休日
毎週火曜日
年末年始・夏期・ゴールデンウィーク
最寄駅
大阪環状線天満
徒歩3分
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