テング熱
標題?ですか。
もちろん、「わざと」で、デング熱が正しいですね。
わざわざ標題を間違えたのは、身の回りに、この手の間違いが多いから。
ちゃんとした結晶でない代わりに、強さを持つ「アモルファス金属」が話題になったときに、ニュースステーションの古館氏が「アルファモス金属」と、何度も間違って、言っておられた。
PCに結構詳しいのに、IPS(インターネットサービスプロバイダ)・接続業者のことを「プロダイバ」「プロダイバ」という人もおられます。
で、なぜなのか?
それは「調べないから」でしょうね。
だからついつい、言いやすい「知っている単語」に変換してしまう。
誰でも「アッルファ・ベータ、、、オメガ」は、知っている。
モスも、知ってるでしょう。
だから「アモルファス」ではなくて「アルファモス」となる。
物事を正しく伝える責任のある方でも、その程度です。
プロバイダも、「プロバイド=接続する」を調べないから、
知っている「プロ」と、
知っている「ダイバー」を合わせて「プロダイバ」となるのでしょうね?
当たらずとも、遠からずでしょう。
間違いは、誰でもあるし、「アルファモス」でも「プロダイバ」でも、誰も傷つかないが、大の大人としては、用語は正しく使うクセをつけたいですね。
データについても、同じ事です。
ソースや根拠を示さず、頭の悪いのが勘でモノを言うのを信用してはいけないと思いますね。
ゴルフの会で「80才でゴルフができるのは、5人に1人」とか言っているのがいますが、実際には「なんの根拠もない」話。
特に、話し手が一般常識不足が明らかで、調べるなどとんでも無い邪魔くさがりやである場合には、その人が単に「想像」で言っているに過ぎない。
私はまともに取り合わないが、それを聞いた爺さんのメンバーが「5人に1人」と、間違った情報を語ると、軽く見られる。
「信頼できない人の情報は、真に受けない」ことと、
「とりあえず、自分で調べる」ことが大切でしょうね。
ウィキペディアを見たら、ある程度精度の高い情報が得られる時代です。
何文字か入力して、「検索」を押すだけの手間を惜しみなくないものですね。
それをやらないから「テング熱」になっちゃう。
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