2015/01/23 9:09:31
「人前で話す」ということ
1月は、多くの新年会に参加しますが、新年会に限らず、ここ何年か「心に響くお話」を聞いたことがありません。
各種団体の新年会では、まず議員さんや団体幹部の挨拶がある。
未年で、「ひつじは、どうこう」と言うのは、浅いですねぇ、、、
中には、明らかに「他人が作った原稿」を読む方も。
人の挨拶中に、私語ばかりする変わった方も時々おられますけれど、たいていの場合、皆さん静かにお話を聞いている。
参加者数十人から、数百人の時間を「独占」できる訳ですね?
そこで、「不景気に負けずに頑張ろう」的な話をされても、、、
「地方のシャッター商店街が、こんな取り組みで息を吹き返している」とかだったら、「ほぅ! どんな?」となるでしょう。
他人の時間を独占する以上、「感動させる」のは無理でも、「聞いて良かった」と思える話をするのが、話し手の責任というものではないでしょうか?
その意味では、
まず、挨拶するのに、十分な準備をしているのか? 疑問ですね。
「しなきゃならんから、する」レベルでは、悲しくなる。
不動産業者さんだったら、「同じ紹介するなら、良い物件を」「同じ書類を作るのならキッチリ、丁寧に」と思うでしょう。
「同じ挨拶するなら、練りに練って」というのが筋だと思う。
ただでさえ、挨拶が回ってくる層の方々というのは、普段から「上に立つ立場」なのですから。
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