2015/02/06 12:40:49
高齢生活保護の方と、家財道具処分
管理物件に、高齢の姉妹が、それぞれ別のお部屋に住んでおられ、今回、一方の方が、介護施設に入ることになりました。
それで、残された方から「不要なタンスや冷蔵庫を処分したいので業者さんを教えて欲しい」と、頼まれました。
悲しい境遇のお年寄りだったので、ゴミ処分業者さんに頼む前に、親交のある区役所担当者さんと該当区のケースワーカーさんに相談してみたところ、「粗大ゴミ」として、無料で処分できる可能性がある、ということでした。
この手のケースは、どうしても「一般論」になるし、ケースバイケースの対応しか難しいですが(貯金の有無・多寡や、入る施設のグレード等ですね)、それでも何とか前向きに検討して頂けることになりました。
もっとも、私は「管理業者」の立場で相談させて頂いたので、実際に申請するのは親族の方しかできない。
施設に入らない方の入居者さんに、前記の説明をして、役所へ相談に行くように返答したのですけれど、無料になったらいいなと思う。
生活保護受給者については、特に「不正受給」は絶対に許せないし、20代30代で、平気な顔で受給する人や、病気で沢山受給していることを自慢する人もいるので、何だかなぁと思うこともあるけれど、世の中「不運にばかり遭遇する」人もおられるし、そんな人に限って、良い人だったりするものです。
今回は「木造2階建ての階段2階」だったので、まず「粗大ゴミ」をお部屋から道路まで運ぶ必要があるのですが、それも相談次第で「環境事業局」と連携してくれないこともない訳ですね。
手間さえ惜しまなければ、ある程度の道は開ける。
いずれにしても、今後も「退去する人」「弱い立場の人」が、しなくても良い「損」をすることがないよう、お手伝いしたいものです。
困っている高齢者を救えるなら、税金も高くないでしょう。
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