「義理」に厚い人
過去、どこの会社だったでしょうか、それほど仕事が出来るわけでもないけれど、盆暮れ・冠婚葬祭で「義理ごとを絶対に欠かさなかった人」が、定年前に役員に迎えられ、社員が皆拍手したという事案を聞いたことがあります。
先月の天神祭りでは、私のお店は「虫屋さん」になって、賃借料は「虫」。
それで近所の腕白にカブトムシやクワガタを配るのですが、まぁ元々はタダだし買ったとしても高いモノではないから「お返し」など不要。
けれども、配布先の何人かは決まって「お返し」を下さいます。
「ご不要です」と言っているのに。
それだけ、常日頃から「義理ごと」を大切にしておられるのでしょうね。
こういう方々からは、ほんと良い影響を受けます。
してもらったことには、必ず報いる。
義理に厚い人の共通点は、
良く気がつき、気が回ること。
お金を出すのに迷いがないこと。でしょうか。
過去、ゴルフ場でメンバーであり、しかもある理由から一人でキャディさんのお世話になっているのに、全く「志」を出さない人がおられた。
結構裕福なのに、茶店で「ペットボトル」の1本も買わない。
同伴の親族も、全く疑問に思わずこちらも一切ねぎらいがない。
この手の人、やっぱり「気が回らない」し「お金に汚い」ですね。
常日頃の生活・行き方も同じです。 はっきりと垣間見える。
別に行き方は人それぞれだし、「お金は自分のためだけに使う」という選択をしようが自由ですし、所詮は私にとっては他人事ではあります。
けれども、こちらもやっぱり「参考」になりますね。
「他山の石」として。
こうなってはいけないという見本。
義理に厚い人は、大きく分けて2パターンあるようです。
一つは、苦労して裕福になり、お金の使い方に信念がある人。
もう一つは、普段は質素だけれど義理を重んじ、お金の使い方を知っている人。
私は、そのどちらでもないのですが、それでも(お金でも物でも)義理だけは、欠かしたくありませんね。
声が掛かったら、ご一緒させて貰う。
厚情を受けたら、別のカタチででも恩に報いる。
時々ではなく、常にそうありたいものです。
義理に厚い人の方が、人生豊かに見えますから。
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