2015/11/05 11:10:23
町内会と不動産
昨夜はNHKのクローズアップ現代で「町内会が消える?」という番組が放送されていたのですが、まぁいずこも「町会役員」のなり手がない。
私の住んでいる大阪市北区の菅北地区でも、程度の差こそあれ「後継者不足」が結構深刻な問題ですね。
天神橋筋商店街も町会組織があります。
大部分が商店街と重なっている訳ですけれど、一番の問題は「過去のように2世代・3世代が1軒のお店では食べられなくなった」ことでしょう。
それが出来ている店舗さんは、立派ですね。
ましてや「人を雇用している」お店は、なお立派。
店舗の物理的な大きさもありますが、子供が就職するような年代であればお店で一緒に仕事をせずに、働きに出るケースが多いものです。
町内会がしっかりしていれば、非行・犯罪・ゴミなど通常の生活にマイナスになることの多くが防げる。
住みやすい町には人が集まり、不動産の価格が上がる。
それなりの人は、常識もあるので町は尚良くなり、ふさわしい人が集まる。
結局、地域力が強くてしっかりしている町は不動産に好影響を与える。
そういうことですね。
もちろん、これは「結果論」であって、普通の町会役員さんは、そんな事を考えて無料奉仕して下さっている訳ではないでしょう。
「人はひとのために生きてこそ人」という方、少ないけれども実在します。
なので、本当に微力ながら私も一定町会の運営には関わっています。
ここで死ぬまで住もうと思っていますから。
だから良い町であって欲しいし、子育てが終わり動ける時間も多少はできたので、協力して奉仕しないといけませんね。
とりわけ、他の業態ではなく「不動産業者」には義務があるかも?
自分が住んでいる町の価値を維持するか、上げる義務が。
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