高齢者が働くのは、そんなに苦痛で悪いことか?
65歳から、世にいう「高齢者」ですが、70歳になっても働くのはイヤだとか、働かなくてはいけないのは、世の中が悪いとか、よく見かけます。
が、しかし、、、、
65歳以上で働くことは、そんなに苦痛なのか?嫌なのか?悪いことか?
私は「靴屋さん」のせがれで、家業では2世代食べられないから、大卒後サラリーマンになり、40歳で不動産業の道に入りました。
父は体が弱かったけれども、70歳ぐらいまでは働いた。
天神橋筋商店街の中にお店があったのですが、近隣に服屋さん・タバコ屋さん・酒屋さんなんか、80代でも平気で働いておられましたね。
そして、今も変わりません。
まぁ会社員と自営業者は違うにせよ、自営業は自営業なりのリスクもある。
どっちが「楽か?」は、簡単には答えられない問題ですね。
良いこともあれば、悪いこともある。
働くのをやめたら?
経済面を別にすると、普通は「自分の時間ができる」でしょう。
それも、1日中です。
FIREから復帰する人が多いように、人間やることなければ飽きる。
毎日毎日遊んでもいられない訳ですね。
なので、ボランティアでも掃除したり、道案内したり、何かを教えたりして、人との関わりの中で生きようとする。
仕事をするということは、人との関わりの中でお金を稼げる。
そんなに苦痛で悪いことなのか?と思いますね、、、、
私は、今のところ75歳まで働ければいいなと、思っています。
お客さんがなくなって、廃業するかもしれないけれど、この歳から違う分野へ進出する気もなければ、一昨年移転した2階事務所から再び1階店舗で勝負する気もありませんが、「一見客」が激減しても、それなりに仕事はある。
「くじ」で特賞当たりました!
近所の「文丘堂」さんという、文具店さん。
独自の「くじ」を毎月発行されていて、500円購入で1枚。
ハズレでも、100円の商品券として使えるという代物。
親の教えで「近所で買えるものは、近所で買え」というから、アスクルさんのお世話にならず、なるべく近くで買えるものは買っている。
で、昨日家内が事務用品の購入ついでに、先月貰った「くじ」を出したら、、、
なんと「特賞」でした。
写真の、カシオラベルライターの新型(持っていたけど)。
全般的に運が良い私と家内ですけれど、この手のくじ運はよろしくない。
それなのに、買い物の30倍の賞品が当たって、まぁ驚きました。
おおよそ、近所で買うと、期待もお願いもしないけれど、何か割引してくれるし、マインド的にも「親身だな」と感じること、多いです。
私も、良い悪いは別にして、近所の人やリピーターの方には、心理的に通常以上の奉仕精神が湧いてくるのは、仕方ないことでしょう。
まぁ期待せずとも「近所を大切に」したら、良いことがある。
そんな実例でした。
「素人家主」から出る不満、、、
区分を相続して、賃貸に。
入る時は良いけれど、退去時に「なんで家主がクロス替えの費用を負担せにゃならんのか?」と不満が出ます。
腹立ち紛れに、壁を殴って穴を開けたとかではなく、普通に住んでいれば、キッチン近くのLDKのクロスは、まぁ汚れる。
家具を置いた畳は日に焼けるし、カーペットにはテーブルの足跡がつくのですが、数年居住の場合は、それらの損耗は「賃料に含まれている」という認識も理解もないことが、結構あります。
20年以上前は、それらの費用に加えて、まぁ何から何まで「賃借人負担」の世の中がまかり通っていたのですが、今は違う。
それこそ25年前に保証金100万円だった3LDKのマンションが、礼金10万円とか、当たり前になってしまいました。
当然、そこから家主さんが差っ引く分も減る。
ましてや供給過剰で、賃料が下がる。
まぁ、家主さんのメリットが随分となくなりました。
売買の場合の「短期賃借権保護廃止」などはありましたが、家を借りた人、金を借りた人、元々カネのない人には、随分手厚く法的に保護されているのが、我が国でしょう。
個人的には、凶悪犯と生活保護受給者が一番守られている気がします。
賃借人はカネがないのが前提にあるのでしょうけれど、今の時代「家主さん」だからと言って、カネを持っているとは限らない。
特に、サラリーマン投資家などは、トントンや赤字も珍しくない。
私の場合は、「国土交通省のガイドライン」とか、資料を提示し、丁寧に説明すれば分かってもらえる家主さんばかりですが、世の中そんな人ばかりじゃないし、「素人家主」にはシンドい時代なのは、間違いないですね。
40年前なら、ウハウハでしたが、、、、
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