誰にも会わずに、テレワークで契約
IT重説が認められたとはいえ、今回の契約は「駐車場」なので、宅建業法の範疇には入らないから、心配なし。
大体、重説の必要がありませんから。
通常の居住物件の賃貸借の場合でも、管理物件を業者さんが仲介してくれた場合などは、エンドとは退去立会ぐらいでしか会わないことも多いでしょう。
大手の管理業者さんだったら、お客様と合わないのはごく普通の事案。
案内時は、カギの場所や開錠方法を電話で教え、契約書や鍵は郵送。
お金は振り込みですから、対面する機会の方が少ない。
私のような零細業者は、「どんな人が入るのか?」知っておくに越したことないし、家主さんにも(個人家主さんが多いから)当然尋ねられるから、案内は原則立ち合いにしています。
今回は、駐車場の短期多台数契約を業者さんが仲介してくれました。
電話とメールのみで契約して、立駐のリモコンや鍵渡しは、管理人さんがやってくれるから、当方は誰にも会わずに契約完了。
なんか、味気ないですね。
その昔「大屋と店子=親と子」の関係に例えられるほど、物理的にも心理的にも密接なつながりがあったようですけれど、今はその面影もない時代。
良いのか?悪いのか?分かりませんけれど、日常の消費生活も同じですね。
Amazonなんかで買うと、相手方の顔が全く見えないですから。
昔から「カタログ販売」は存在していたけれど、今は消費の対象となる種類も利用者も10年20年前とは雲泥の差があるでしょう。
私はまったくやらないけれど、オンラインの対戦型ゲームなんかでも、相手の顔は見えないのでしょうね?
面と向かわないことには、コミュニケーションが難しい。
メールなんかの場合、特にSMSだと文字数の制限があるので、必要最小限の言葉の伝達になるから、正確に伝わるかどうか?疑わしい。
半面、表情が見えないから「イヤそうな顔」かどうか?は分からない。
まぁ時代に応じて適応して行くしかないのでしょう。
近所で食べよう、近所で買おう!
有名人が亡くなったとしても、その他大勢の名もない人と命は同じ。
とはいえ、一定の影響力はあるでしょうね、、、
Facebookで「近所で食べよう、近所で買おう!」と呼びかけましたが、人徳がないので、誰も拡散してくれない。
いくら「給付金」が出ても、使わないことにはお金が回らない。
ウチは、別にいいんです。
近所の人に、区分を買ってもらう訳にはいきませんから。
がしかし、
お気に入りの美味しい飲食店とか、好きなブランドを置いている紳士洋品店さんなんかには、閉まってほしくない。
これだけ人出が減ると、生活必需品以外を販売する業態の全てで、足元が揺らいでいるのは間違いないし、この状態がいつまで続くか?分からない。
何も考えずに「街に繰り出そう」という訳ではありません。
私は自宅からお店までの800mを徒歩で通勤していますが、途中や近辺にはお気に入りのお店が沢山ある。
その多くが個人経営であるか、法人化していても実質的には夫婦のみという所が多いから、自分と同じ苦しみが良くわかる。
なので、難波や梅田に出かけなくても、自分の生活圏内のお気に入り最寄り店には、なるべく出かけて食べたり買ったりするようにしています。
「同志」もおられるのか、結構近所の人が家族で来られたりもする。
一人一人は、小さな力で、使うお金も知れているでしょうけれど、商売は全て「積み重ね」ですから、これが大きい。
スーパーで行列を作るより、空いている飲食店で、他のお客さんと離れたテーブルに陣取り、食べたらすぐ帰る。
それほどリスクがあるようには、思えないのですが、、、
「無利子融資」という名の借金
返す当ては十分にあるけれども、手元資金がない。
そんな場合に、無利息融資というのはありがたいかもしれません。
が、しかし。
「融資」と言おうが「ローン」と言おうが「クレジット」と名付けようが、要するに「借金」ですから、返さなければならないお金ですね。
人様のお金であって、自分のお金ではないのですから。
普通に起業しようと思えば、大抵の場合、親からであっても金融機関からであっても「借金」することの方が多いでしょう。
売掛金の回収遅れや、手形の日付によっても、手元資金が不足する。
返す当てがある限り、多少なりとも借金しているのが中小零細企業。
返す当てや担保なしに、誰も貸してくれませんから。
とはいえ、借金はどこまで行っても借金。
一定の期間内に返す必要がある。
政府や自治体が「無利息融資」をしてくれても、やっぱり借金。
なので無借金経営が理想ではあるけれど、現実は甘くないですね、、、
「無利息」とはいえ、借りるかどうするか?迷う所。
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