2020/05/14 7:54:10
家主にも「破綻」の足音、、、
天神橋筋商店街で、3月や4月にオープンした飲食店さんは、もう気の毒。
まったく気の毒すぎる状態ですね。
オープン即休業ですから、、、
どこの商店街でも、それほど変わらないでしょうけれど、
1、土地建物自己所有
2、借地で建物のみ所有
3、テナント
が、大体同数程度あって、店舗の半分以上が何らかの不動産がらみの固定費の支出があるということになります。
まぁ(1)の方で、尚且つ堅い商売・生活設計をしておられる所は、1年2年無収入でも大丈夫かもしれません。
が、借地やテナントさんの場合は、しんどいでしょうね。
で、ことは「飲食テナントビル」。
商店街の外れや、1本入った通りには、いくつものテナントビルが建っている訳で、2Fから上になると「スナック」や「パブ」ばかり。
そして、開いている店舗がない。
まして、この春ぐらいに竣工して、テナント募集中などのビルオーナーは、収入ゼロで多くの場合ローンを抱えているから、吐き出すだけですね。
全額自己資金でのビル新築というのは、ないでしょう。
(余裕があるのに、税金対策で借りる場合は、そこそこありますが)
家主とて、全く安泰ではない。
抵当権の設定がなく、所有ビルは小さくて少ない。
そんなオーナーが、今は一番危険度低いかもしれません。
コロナが収束したからといって、いきなりコロナ前のような集客が見込めるか?と問われたら、まず数か月は戻らないでしょう。
残念ながら、撤退されるお店も出てくる。
そうなると、誰でも分かる話ですが、次がすぐには決まらない。
保証金の返金もあるでしょうから、家主の資金が心もとない。
「箱」さえ持っていたら、それほどの追加投資や運転資金がなくても、賃料が入ってくる時代が、しばらく遠ざかる。
借入の多寡と状況次第では、破綻する家主も出てくる、、、
お問い合せ