商店街のホームレス対策
ちょうど天神橋筋商店街(四番街)の南端には信号があって、上を阪神高速が通っているから、当然橋脚があります。
で、そのコンクリートの柱を囲むように70cmほどの柵が、橋の各辺から数十センチ離れた所に設置されているのですけれど、その柵と柱の間の空間に、ホームレスがダンボールや汚れた毛布に布団なんぞを突っ込む。
まぁ、美観が悪いなんてもんじゃぁありません。
で、過去私が商店街の事務員を連れて、台車にそれらのゴミを乗せて処分してきたのですけれど、イタチごっこになりますねぇ。
工営所や警察に頼んでも、しばらく経ったら、ゴミを置く。
今回は、現場近くに店を構える綺麗好きな「施設管理部長」が事務と一緒に、そして警察の助けも借りて、ゴミを全部回収処分しました。
そして、橋脚には「注意書き」を貼付。
注意書きは、過去何度も貼りつけたり、くくりつけたりしたのですが、ホームレスの中には字が読めない人もいるのか?
あんまり効果がありません。
でも、何もしないよりマシでしょう。
今の時代、誰がいつホームレスになってもおかしくない。
貯金がない&身寄りがない人が、失業したら1カ月以内にホームレスです。
商店街周辺でも、目に見えないホームレスが増えていますね。
私は毎朝6時台にお店に行くのですが、毎日同じ服を来て、一定範囲を歩いている中年男性に出会います。
夜間は徘徊して、昼間にどこかのお店や公園のベンチにデパートなどで寝るのでしょうけれど、一般の人は、普通に見分けがつきますね。
一見、昔のようなルンペンには見えないが、暑い夏に毎日同じTシャツを着てリュックを背負い、歩き回っていれば、誰でも分かるででしょう。
私たちがやっているのは、ホームレス対策というより、ゴミ問題。
ホームレスが悪いのではなく、目につくところに「ダンボールとかゴミとしか見えない私物」を他人の土地に置いて欲しくないだけなんです。
商店街を悪臭や見苦しい風景から守るためには、私物を勝手に処分して、法に触れることがあっても、やらざるを得ない。
こちらは、私物ではなく「ゴミ」という認識しかありませんから。
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