2020/09/07 10:37:53
天神橋筋商店街がなくなる日
私のお店は、天神橋筋商店街(4番街)にあります。
そして、北区の人口は、この20年で30%ほど増加して、商店街周辺(徒歩圏)には、タワマンが建設されている。
とまぁ、悲観する要素はないように思われるかもしれません。
が、しかし。
過去、閉店したら即座に決まっていた店舗物件が、なかなか決まらない。
大体において、物販店舗が閉まったら、次には飲食店にしかならない状態でしたから、コロナ禍下ではそうなるもの仕方ないですね。
残っている物販店にしても、ネットとの競合が激しい。
加えて、店主の高齢化が著しいですね。
私なんぞ「還暦」を超えて、孫が4人いるのですが、それでも「若手」に区分されることがあるぐらいですから、年よりが多い。
昔からのお店は「法人化」などしていないから、国民年金に頼らざるを得ないし、国民年金だけでは食べてなど行けないので、80過ぎても働き続けることになる。
やっぱり、接客業は多少なりとも「若い」方がいいですね。
年寄りでも絵になるのは「駄菓子屋」ぐらいでしょう。
もう何十年も前から「店舗で2世代食えない」時代になっています。
私が子供の頃は、下手をすると「3世代」が1店舗で食べていくことできましたけれど、今は主人が店舗にいて、奥さんが働きに出ているお店も多い。
それだけ収益力が落ちている訳ですね。
全国には「シャッター通り商店街」が数多くあって、大都市の大阪環状線の駅前商店街でも、同様のところが結構ある。
天神橋筋商店街がなくなる日も、結構早く来るかもしれませんね。
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