「日本政策金融公庫」さんでの面接(その2)
事前に調べたら「税金滞納」「反社」「逮捕歴」はNGとのこと。
まぁ、そんなもんは当たり前でしょう。
倒産しようがどうしようが「税金」は徴収の最優先権ありますからね。
そして、そんなハードルに引っかかるはずもないのですけれど、やっぱりお金を借りるときの基本はゆるぎないようです。
1,返すあてのない金を借りる人はおられる。
2,返してもらえるあてのない金を他人に貸す人はいない。
2020年あたりの「公庫融資」は、迅速性優先でしたから(2)に当てはまりそうなところでも貸し出していたようですけれど、今は「国民政策金融公庫」さんでも、全然そんなことはないですね。
返済の確かな根拠。
それが求められるから、コロナで傾いたのを立て直して、なおかつ新たに借り入れたお金を「ほぼ確実」に返済できる見込みと、その根拠を明確に説明できないことには、貸してもらえないですね。
前出の「返してもらえるあてのないお金は貸さない」からでしょう。
私の場合は、うまくプレゼンできたかどうか?分かりません。
が、ともかく「なるほど、それなら大丈夫」と思ってもらえないことには、始まらないです。
世の中に、借入専門の「コンサル業」が存在する理由がわかります。
公庫融資の「面接」に、行ってきました
梅新にある「日本政策金融公庫」へ、融資の面接に行ってきました。
個人の通帳を全部持って行かないといけませんし、コピーされます。
電気水道ガス代をちゃんと毎月払っているか?
賃料や、何より固定資産税などの税金をきちんと支払っているか?
チェックされますね。
賃貸物件の場合は、家賃の支払いも見られて当然でしょう。
お金を借りるとして「返済可能性」には、当然言及されます。
また「使途」についても、当たり前ですけれど、問われます。
「返済可能性」でいうと、事業計画書を作成して行ったのですが、「絵空事」では話にならないので、確実性の高い所得見込みなどを、根拠を提示してお話することになります。
前期・前々期の決算書も、結構細かくチェックしておられる印象を受けましたが、自社のホームページもきっちりと見ておられ、業界が受けたコロナの影響や見通し、通帳にメモした入出金の内容も確認されました。
結局のところ、
今回は「法人」で借入を申し込んだのですけれど、「法人」に返済能力があるのか?ということと、私の個人保証(連帯保証人になること)も求められたので、個人の支払い能力=預貯金残高などを、しっかりチェックされました。
返せるアテがないところには、誰も貸さないでしょうからね。
5月に事務所移転の予定があって、その改装費用や新しく購入する事務機器に充てるための「設備」と「運転資金」の二本立てで借入することになりそうですけれど、正直「お金がないから借りる」のではなくて、将来のための実績づくりで借りるのが目的。
今まで金融機関から借り入れしたことがなかったので、今回の「融資面接」は新鮮でした。
服装は、ノーネクタイの2ピースで、宅建士証を首にぶら下げていきました。
他にも2名、借入のお客さんがおられましたけれど、お二人とも私服。
まぁ自分の事業が私服でもできるのなら良いでしょうけれど、初対面でお金を借りに行く以上、多少は配慮すべきかなと思います。
とはいえ、面接を担当してくれた若い女性も「普通の服」でしたが、、、
帰りは、担当者がエレベーターホールまで、見送りに来てくれました。
丁寧です。
基本、持参した書類は「すべてコピーされる」と思った方が良いでしょう。
身分証明(免許証)も、当然コピーされます。
別にサラ金で借りるわけではないから、コピーされても困りません
事務所移転先の解体工事開始
天神橋筋商店街の1階路面店から、空中店舗(2階)へ移転。
5月を予定しているのですが、移転先の改装費用は、当方持ちです。
初期費用や賃料を考慮に入れると、こっちの方が得ですから。
で、昨日から解体工事が始まったので、今朝確認に行ってみたら、畳を敷いてあった和室の下は、ピータイルでした。
50年ほど前に新築した時に、事務所として貸し出す予定だったそうなのですけれど、自宅の中を通らないと上の階に上がれない設計、、、
無理ですね。
「知らない」というのは、恐ろしいです。
結局、2階3階は、数十年間貸しに出せずに放置し、途中2階のみ改装して家主さんが利用していたのですが、年を取られて使わなくなった。
まぁ、もったいない不動産利用の典型。
遅まきながらですけれど、有効利用に協力出来て良かったです。
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