今年の「歳末防犯パトロール」
3年ぶりに、歳末防犯パトロールが再開されます。
が、しかし、、、
大阪市北区の菅北地域は、結構な大都会に位置するのですけれど、年末になると、多くの町会が「詰所」を設け、拍子木を叩きながらパトロールする役員や当番の人々を、暖かい飲みものや、湯豆腐などの料理でもてなしていました。
それも、コロナ明けの今回から、なくなるようですね。
無理ないです。
年末の忙しい夜に、女性の皆さんが早くから準備して、遅くまで後片付けやら何やらでご奉仕いただくのは、ちょっと時代に合わない。
加えて、町会の「女性会」の人数は、減るばかりですからね。
私の子供時代、天神橋筋商店街の各店舗は、少なくとも「親子2代」は、1店舗で生活できていたし、「親子・孫の3世代」も珍しくなかった。
今では、親の世代か自分の世代1代食べていくのがやっとですからね。
勢い、親が40代から60代であれば、子供たちは会社勤め。
町会からは縁遠くなるのが当たり前でしょう。
そうして、どんどん次世代の担い手が減っていく時代。
さて、今年の歳末防犯パトロールは、28日に全員出動して、曾根崎警察署長他の激励を受け、29日30日の二日間、午後9時頃から地域をパトロールするのですが、まぁ63歳の私が「若い方1/4」に入るぐらい高齢化しています。
なので、警察関係者も「何かあったら、介入せず110番してください」と言われるから、防犯活動よりも地域行事の側面の方が強いですね。
そら、年末に酔っ払いのケンカに巻き込まれて、正月を病院なんかで過ごしたくないから、ありがたい申し出と言えば言えますが、、、
お陰様で「天満界隈」は、千ベロ系の安いお店が多いわりに、永らく大きな事件は起こらなかったのに、近年は「尼崎のオッサン」が、将来ある若い女性店主を殺したり、扇町公園では事件性を疑われる遺体があったりで、京橋や十三とさほど変わらなくなってきました。
不動産業の立場で言うと、治安が悪いと地価が下がる。
地域の治安は、地域の価値を維持するためにも、結構大切な活動ですね。
という訳で、写真は防犯常任委員会のものですが、年寄り多いです、、、
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