2023/01/29 9:49:28

事業としての「不動産業」の終焉

不動産業界に入るまでは「ドコモショップ」やってました。
今時、ガラケー主体で使っているのは、私ぐらいのものか?皆スマホですね。
当時は、マクロレンズで昆虫撮影する趣味もあったのですが、「フィルム」を使うカメラなど、ほぼゼロ。


事程左様に、世の中移り変わるものです。


では、不動産業は?
先のことは、誰にも分かりませんが、私が開業したころは「賃貸居住用の仲介手数料1か月」が、ごく普通でした。
それが、半月分になり「手数料無料」のところも増えてきた。


お客さんの数も同じように増えれば、特に問題ありませんけれど、現実はお客様が減って、同業者が増える。
減額した手数料をカバーするには、火災保険や家賃保証に、エアコン掃除とか消毒とか、しょーもない手数料を追加するぐらいで、本質的な解決にならない。


数年後には、一部の大手チェーン加入のところを除いて「賃貸居住用の仲介」の仕事が、ほぼなくなるのではないでしょうか?
たかが「居住用」なので、大家さんと入居者直接でも、たいして問題ない。


売買のように、インフラから近隣の建築計画に、法的規制まで調べる必要ないし、単身だったら平均居住年数3年未満なので、ババをつかめば引っ越すだけ。
今の時代、ゼロゼロも多いから、大した入居者負担にならない。


昔の「周旋屋」みたいに、縦長で赤い枠で囲った紙に「貸家」と書いて、条件を張ってあるお店など皆無ですね。
普通に意欲のある所は、自社サイトを運営して、ポータルサイトなどにも、安くない費用をかけておられるのが普通でしょう。


そうまでしても「賃貸居住用の仲介」は、お客さんの取り合いで、結局はコマーシャルを打っているような大手しか残らないのは、自然な流れですね。
そして、売買は?というと、旧財閥系などに流れる。
いずれにしても、「事業としての不動産業」は、自分で物件を持たず、過去からの流れのように、人様と人様をつなぐだけでは、存続難しいですね。


私のところが、昨年移転してから「賃貸居住用の仲介」をやめたのも、まぁそういうわけです。









会社概要

会社名
(有)アムネット
カナ
アムネット
免許番号
大阪府知事免許(5)0048126
代表者
西岡 祥富
所在地
5300041
大阪府大阪市北区天神橋3丁目8−18天三角ビル2階
TEL
代表:06-6355-7077
FAX
代表:06-6355-7088
営業時間
10:00〜19:00
定休日
毎週火曜日
年末年始・夏期・ゴールデンウィーク
最寄駅
大阪環状線天満
徒歩3分
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