借金返済のために、相続不動産を売るという選択
上手く行く、行かないは、この世の常。
事業上の借入金返済目的であれ、相続税支払い目的であれ「相続不動産を売却する」という選択は、まぁ普通にあることでしょう。
で、事業の場合ですが、
店舗付き住宅などで、結構な改装費をかけたり、什器備品を購入したりで起こした借入金の返済が難しい場合、売却して賃貸で営業を続ける時がありますね。
相続不動産の「購入時の契約書」がある場合はまだしも、なければ売却価額の5%が取得費になり、残り95%分に対して譲渡所得税がかかる。
司法書士や仲介に測量等々の諸費用も必要になりますから、ごくザックリ計算になるけれど、手取りは売却価額の7割り程度と思う方が、間違いないでしょう。
売却し、賃貸で「店子」として営業を続ける場合、立地等にもよりますが、今まで不要であった家賃が固定費として、重くのしかかることになる。
賃貸の前提として、保証金の差し入れも当然求められる。
持ち金の食いつぶしは、速いものです。
売却して、返済充当後の手残りが多少あったとしても、使う人は使う。
しっかり計算しないと、それ以前に「手取り」の低さに驚く。
売買契約と納税に関わる費用と、新たに賃貸借契約を結ぶ時の費用がかかる。
何よりも、改めて書きますが「新たに発生する多額の固定費」が大問題。
それはそうでしょう。
今までは、固都税程度しかかからなかったのに、毎月人件費何人分か?相当額が必ず出ていくわけですから、借金を返済しても「一気に楽になる」ことはない。
事業に失敗した時点で、相続不動産なんぞ「ゼロ」と思ったほうが良い。
返済充当金は、何も産まないお金ですからね。
相続不動産を売却しようかと考える場合は、ほぼそれしか借金返済の手段がないことが多いですが、それだけにしっかりシミュレートし、急がず、個人間取引などでつまらない節約を考えないことが大切ですね。
「貧すればドンする」というのは、正しい格言ですから。
「格差」は、思うほどないという事実
大名と足軽。
名主と水呑百姓
豪商と丁稚
華族貴族と長屋ぐらし
と、まぁ歴史的に見ても、現代は「格差が少ない」のかもしれません。
貧困だと言っても、スマホぐらいは誰でも持っている。
今日と明日は、違う服を着られる。
1日1食でも食べることができる。
収入について、良く言われることは、同じような住まいで同じような家族人数。
そして同じような職種で、似た場所に住んでいる二人がいるとして、、、
同じ20万円の給料で、毎月5万円貯金する(できる)人。
毎月1万円の赤字が出る人。
半年後でも差が出るのに、5年10年と経てばどうなるか?
誰にでも分かることでしょう。
他の条件がほぼ同じで、収入が同じでも、将来大差がつく。
ガチャ云々では、説明不要。
要するに、生活習慣や消費習慣が、問題の根源ということですね。
持ち家・借家とか、ダブルインカム子供なし・シングルマザー子沢山とかの要素が加わると、そして高級車・コンパクトカーに外食・自炊とかを加味していくと、恐ろしいほどの差が出て当然。
商店街やデパートで「一見して分かる貧富の差」など、ほぼない。
喧伝される「格差」など、実は思ったほどなくて、もしもあるとすれば、自分自身が作り出していることも、結構多いことが分かりますね。
世の中、これだけピカピカの高級車が走り回っているということは、同じ20万円の給料で、全部使うか毎月少しではあっても赤字が出る人が沢山いると推察できる。
「年金格差」も、自分が納めた金額と比例する以上、誰に文句を言うような問題ではないということも、明白な事実でしょう。
上げ底のゴールドマン・サックス、
家内が近くの金融機関から、ゴールドマン・サックスの付箋紙を二つ貰ってきた。
必ず使うものなので、ありがたいのですが、、、
箱がやけにボコボコするから、開けてみると、、、
見事に半分上げ底でした。
なので、二つ貰って、ようやくひとつ分、、、
再生紙を利用したりして、まぁ見上げたものだと思っていたら、エコもほどほどにしてほしいところですね。
別に付箋紙ではない、折りたたんだ紙をどうにかして組み立てるものでもない。
見たまんまの上げ底のようです。
タダで貰って、文句を言ってはいけませんけど。
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