2016/01/17 9:31:36
仲介→すぐ転売→退去勧告、、、、
まぁ古い事務所ビルだったのですけれど、そしてビルオーナーとは結構長い付き合いで地域の名士に近い方だったのですが、、、
土地が借地。 知らなかった。
私の場合は、賃貸物件の仲介では「建物」の登記簿は当然取り寄せて重説時の添付資料にするのですけれど、土地は二の次・三の次です。
特に集合住宅とかオフィスビルの場合には。
一軒家とかだったら、怪しいので土地も調べますけど。
で、その事務所ビルなんですが相当安い借地料で借りてらして、所有者が変わったとたんに賃料の大幅アップか買い取りを迫られた。
それがダメなら、土地所有者が建物を買い取ることも。
結局、そのビルは土地所有者の手に渡って、入居者に「古くて危ないから壊すので出て行って欲しい」と、、、
当然、マンションでも建てるのでしょう。
抵当権の実行などではなく、単なる売買の結果ですから「仲介責任」は業者にないとはいえ、仲介させていただいた側としては、やるせないですね。
でも「教訓」にはなりました。
数十年以上、その土地に根付き、複数の大きなビルやマンションを持っている方でも、必ずしも自己所有とは限らないという事実。
私のお店は天神橋筋商店街にあるのですけれど、商店街は土地を借りてお店を建てておられる方や、単なる賃借人が結構多いです。
分からないものですね?
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