2019/07/13 19:54:07

村田の勝利と課題

昨日のタイトルマッチでは、村田選手が見事なリベンジ。
ストーリー性と相まって、結構な感動もあったようですね。


私は今年還暦ですけれど、ボクシングの観戦歴は50年ほどで、自信も武道と格闘技を経験していますので「全くの素人」という訳ではない。
で、中途半端ではありますが、試合の感想を。


まず、ブロックを固めて単発の強打に頼るスタイルは、階級は違うけれど「ロイヤル小林」のようなスタイルでしたね。
過去は、そうでした。
今回は?
基本、そんなに変わらないけれど「手数」が増えたのは驚きました。
ボクシングは、基本「売ってナンボ」です。
どんな強打でも当たらなければ意味がない。
1発打つよりもコンビネーションの方が当たる確率が高い。
ワンツーよりも、ワンツースリーフォーの方が、どれかが当たる。
その意味では、今回の村田選手は立派でしたね。


気になるところ。
ディフェンスが「パーリー一辺倒」のところでしょうか?
ウィービングやダッキングをしたことがないのか?
まぁブロックを固めて「耐えるスタイル」だったら、必要ない技術。
けれども、相手に技術があれば、ただブロックするだけでは、隙間を打たれたり、ブロックの上から効かせる打ち方もできる訳で、根本的に村田選手に必要な技術は攻撃よりもぼ防御にあると思うし、今回も成長や変化がない。


ヘビー級のタイソンでも、フットワークこそそれほどでもなかったけれども、前述したウィービングやダッキングの技術は卓越していた。
べた足であっても、上体を柔らかく振ってパンチを外す技術が必須でしょう。


それができないことには、アルバレスやゴロフキンとは勝負にならない。
パンチ力が同等と仮定したところで、防御技術に雲泥の差がある以上、サンドバッグになる可能性が高いと言わざるを得ないですね。


パーリングは一定の水準にあるけれど、パーリーがダメなのは「カウンター」を打てないところでしょうかね。(実際には打てますが)
前の手でパーリーをするよりも、パンチを外して打つ方が良い。
今後残された時間は少ないですが、パンチ力を磨くことよりも、防御技術に徹することで、先が見えてくる気がします。







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