「えべっさん」の舞台裏
普段は、人気の少ない「堀川戎神社」ですが、今日までの3日間は、打って変わって境内溢れんばかりの参拝者が押し寄せます。
そして、それぞれ「福笹や熊手」を授与されて帰路につく訳ですけれど、境内を取り囲むように「授与ブース」があって、前掛けのおっさん・おばちゃんから福娘かで、ズラリと並んでいますよね?
別に「神社の人」ではありません。
地元の「戎会」の人や、婦人会、そして商業者組合など、お手伝いの方々が、この3日間お店をほったらかしてでも、奉仕にやってくるという訳。
もちろん、私のお店にしても「開店休業」ですね。
お客さんが流れるように商店街を通り過ぎていくだけですから、とてもとても店頭の物件資料を見ていただけるような状態ではありません。
で、境内で奉仕する人たちは、熊手や笹を取り囲むように陣取って、
1、大福帳などの縁起物をかごにセットして配る人
2、縁起物を取り付ける人(一番多い)
3、ブースで授与する人
4、売上を管理する人
大体、これくらいの分担で運営するのですが、お店を従業員に任せられる立場の人や、お店を賃貸に出してヒマがある人が中心になりますね。
私のように「一人営業」のお店は、閉めるしかない。
天神橋筋商店街のブースにのみ「福娘」がいて、華やかですから、一番縁起物の売り上げが大きいし、商店街組合ごとに担当時間があるので、入れ代わり立ち代わりで、大勢の奉仕者がやってきます。
写真のように、境内は人があふれて授与品を待っているし、社殿の中では我々が休む暇なく笹や熊手に縁起物を取り付ける。
一番気を付けているのは、縁起物が落ちないようにしっかりつけること。
大福帳が500円とか絵馬が1000円とか、原価率でいうと10%あるなしですけれど、そこは「縁起物」ですから、皆さん文句も言わずにお金を払う。
なので、折角の縁起物が落下しないよう、念入りに取り付けています。
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