優先順位と正義
私から見ると「大変良い人」だと思えるのに、なぜかプライベートがうまく行かない人が少なからずおられて、なぜなのか?少し考えてみました。
一番目は「優先順位」でしょうか。
貴方が家庭を持っているのであれば、大事にし喜ばせるべきは、配偶者や子供であることは疑いのないことで、実際そうやっておられる方が大多数でしょう。
が、性格が良さそうなのに、プライベートがうまく行ってない人は、自分の配偶者より友人や友達付き合いを大事にし、自分の子供より他所様の子供を大事にする。
物事の「優先順位」を分かってないのかもしれません。
そりゃ、配偶者より友人の方が、自分に気を使ってくれる。
その分一緒にいたら楽しいのは当たり前だけれど、一緒に暮らすと当然のように相手の対応が変わってくるわけです。
二番目は「正義の振りかざし」。
道徳的にか?自分の価値観でか?「これが正義、これが人のため、これが社会のため」を自分に向けて一定の行動をするのは良いが、そして大抵の場合、その価値観が正しいことの方が多いけれど、それを配偶者に向け、家族に向ける。
自分だけに向けたら良いことでしょう。
エスカレートしてくると、配偶者のすること、しないことに腹を立てる。
そんなんで、上手く行くはずないのですが、世間的には「一定の善行」を施しているから、悪い評価になることもなく、三省五省することがない。
結局のところ、夫婦関係は破綻することになりますね。
親一人小一人で暮らしていたら、大事にすべきは親や子。
自分を理解してくれるが、一緒に住む気などサラサラない他人様ではない。
大事にする・喜ばせる相手を間違えずに、尚且つ見返りを求めない。
それで何とかやっていけるのが、夫婦・家族生活というものでしょう。
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