2013/01/05 14:33:16

福笹作り再び

週が明けると、間もなく「戎さま」ですね?
私は、北区の堀川戎さまへ、毎年「福笹」「福熊手」作りのお手伝いに行っていますが、戎さまへお参りされる皆さんが持って帰られる「福笹」も「熊手」も、全て手作業で作られています。

元は、一本の単なる笹。
熊手だけは、「熊手」に整形された状態で準備されますが、笹に様々な縁起物を取り付けるのは、近隣氏子団体の方々ですね。
当然ですが、無料奉仕です。
夜食を含めた、簡単な食事こそ出されますが、シューマイ1個にイカとマグロの刺身を二きれづつに、卵焼き1切れ。 
夜食は、おうどん。
その程度の「まかない」で、お手伝いに来ている訳ですから、ごちそうを期待する方が、無理ありますね。

福笹には、「堀川戎」のエフと、最小限の縁起物を取り付ける人、そして、ブースで参拝者の要望に応じて、リクエストされた縁起物を取り付ける人、授与する福娘(天神橋筋商店街のみ)と、分かれています。
参拝の方の目に入るのは、福娘と、せいぜい縁起物を付ける人の上半身くらいでしょうね?
私の場合、せっかく参拝に来られて、帰りに縁起物が外れたりすると申し訳ないので、「これでもか!」と、しっかり取り付けます。
が、中にはいい加減な人もおられる。
この手の人は、掃除に参加してもモップをなでるだけとか、「来て貰わない方がマシ」な手合いですが、数少ないのが救いですね。
まあ、大抵の氏子は、責任を持って一所懸命作業しています。

重いもの(米俵など)は、下につけ、軽いものや小さいものは、上の方に付けて、バランスが良いように作っていくのが基本ですが、下手くそもいて、それはそれで、ご愛敬かもしれません。
結局、「気の問題」ですからね。
福笹などは、「販売」ではなくて、あくまで「授与」です。
神社から、授けていただくということですが、日本らしい「言葉だけの問題」で、お金と引き換えですから、現実は、販売でしょう。
外形的事実は、置いて、年の初めに神仏に祈るという文化は、大切にしたいと思いますね。
ひょっとして、お参りし、祈願しても何の効果もないかもしれない。
そのことを十分に分かった上で、尚且つ、商業者のやるべきこととして、戎さまにお参りするのは、ケジメでしょうから。
初詣でも、戎さまも、夏祭りもクリスマスもなければ、ケジメのない、のんべんだらりとした時間が過ぎるだけのように思います。

何時に出かけても、御利益は同じ筈ですから、皆さんには、混雑しない午前中から夕方までの参拝を、ぜひお勧めします。




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