JTB事件
4月24日に「言いづらいことを、速く言う」という記事をアップしました。
誰でもミスはあるし、中には「やってはならないミス」もある。
ミスの程度が重いほど、お客様や会社の上司には言いづらいでしょう。
でも、そこを速く言わなくては、泥沼にはまるだけです。
どっちみち、処分の対象になったり、叱責を受けたり、仕事や信用をなくすのであれば、速く伝えて、同時に善後策を練って対応しないことには、最終的に今回の7「JTB事件=バスの手配を忘れて、社員が学生のふりをして、嘘手紙」のように、取り返しがつかないばかりか、速く伝えて謝るのに比べて、信用のなくし方に雲泥の差が出る訳ですね。
ミスなど、誰しもやろうなどと思わないのは常識ですが、上手の手から水が漏れることがあるのも、世の中です。
ミスはない方が良いとか、当たり前の話しではなくて、
言いづらいことは、速く言う。
やりたくない事ほど、先にやる。
良くない知らせは、受けたらすぐに知らせる。
要するに、「イヤなことほど、優先してやる」ということでしょう。
徳田虎夫氏の講演を、むかしむかし聴いたことがありますが、「人間の本心は、勉強するか?遊ぶか?だったら、遊ぶ方が良いし、医者になって、贈り物を貰わないか?貰うか?だったら、貰う方が良い。 だからこそ、本心と反対の事をやれば、上手くいく」と言っておられた。
言葉にすれば簡単ですが、実践は難しい。
そして、常日頃の行いも、物を言うでしょう。
普段ノーミス(大抵の人は、そうでしょう)だったら、驚かれるけれど、それほどの低評価をされないはずです。
隠したり、手に負えなくなってから言うことで、信用をなくす。
JTB事件の社員の人にも、4月24日の記事を見て欲しかった。
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