2019/05/07 17:39:59
定期転借地権付分譲マンション
連休中、普段はスルーする新聞の折込チラシを見ていたら、手に止まったチラシがあった。
タワーマンションのチラシ。
そこそこの広さがあるのに通常の価格より安い。
不思議に思い、小さい文字で書かれている物件概要を読む。
なるほどねぇ〜、一般定期借地権(転借地権)とある。
借地権の期間70年。
思わず自分の年に70を足してみる。
生きてはいない。
どんな人が買うのか?と考えてみる。
20代の人なら人生の終わりとマンションの終わりが同じになる。が、買うのが困難。
30代以降の人ならマンションの終わりを見ることなく
人生の終わりが来て、相続となる。
通常のマンションと同じ。ただ、違うのが、終わりのあるマンションを相続する、という事。
「子孫に残す」意識の少ない独身の人や、子供のいない夫婦なら、逆に終わりがある方がいいかもしれない。
となると、今後、都会の便利な立地に定期借地権付マンションが増えていくかもしれない。
土地を手放したくない持ち主にとっても、将来更地で戻ってくるならば、悪い話ではないかもしれない。