雨漏りの怖さ
170917
雨漏り鑑定をおなった
「台風18号での風雨を待っていた。」
どういう事かというと、雨漏り箇所の原因究明のため。まずは、本当に雨漏りがしているのかを確認していなかったから、それまでは、問診のみだった。直接確認するという第一番目の調査がようやくできた事になる。
9月17日、午後一時過ぎに高知での風雨が吹き荒れだした。その二十分後に最初の屋根荒板の継目から水滴が発生(A)。その十分後に次の箇所に発生(B)。さらに、十分後三箇所目に発生。
この雨漏りの原因究明は、リフォーム施工の適正さを確認する事が必要で、今のところ部分的な写真資料しかない。止むを得ず、現地を調査して、疑わしい箇所を想定し、その一つ一つを取り除いていく方法をとる事にした。
仮説@は、軒部分からの吹き上げであった。これまでにも軒天井にシミ跡があるからだった。日除けがある箇所に雨漏りがある点で気になる。
次に、仮説Aは、上部外壁の防水層の立ち上がり不足。これは、施工状況報告を待っている。防水施工の基本は立ち上がり250mmは必要とされている。
あと、仮説Bは、窓廻りの下地防水テープの状態が不明。テープ施工の順序を違える例がある。また、仕上げ防水自体も疑わしい。
仮説Cは、新たに施工したという外壁下地取りつけ板に起因するのではないか。
仮説Dは、外壁仕上げ部分。
仮説Eは、まったく別の箇所。
9月18日、台風一過の晴天の日には、まったくわからない「雨漏りの怖さ」は、昨日の台風で思い知った。施主は施工者の対応自体にも繊細な思いになっている様(不信をだいているという話しをずっと聞かされた)で、「損害賠償」という言葉もでる。この怖さ、法的な事は答えられない。 専門へながした。 (A)
(B)
コメントを投稿する
投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。
その他ご利用上の注意点はこちらをご参照下さい。
お問い合せ