その場所の「水害リスク」も確認を
皆様こんにちは!
不動産事務所リヴエスコートの杉山です。
なかなか梅雨が明けず鬱陶しい日が続きますね。
どんどん夏が短くなりそうです(-_-;)
「お金に困らない住まいの買い方セミナー2020」を開催中です。
7/23実施分まで終えました。
コロナウィルス感染症の影響や、
会場(ふじざくら会議室)の収容人数制限などにより、
参加人数は比較的少ないですが、そのぶん、
個別のお話にも移行しやすく雰囲気がいいですね。
前半の”ライフプランニングと老後資金の準備”は、
ソニー生命保険株式会社の芹澤さんが担当。
そもそも、ライフプランニングって何なのか。
なぜそれを考えることが必要なのか。
そして、低金利が続く今、
なぜ老後資金について真剣に向き合うべきなのか。
難しい面もある話ですが、わかりやすく教えてくれます。
そして私は、”中古住宅の賢い買い方”と題して、
住まいの買い方全般について話しています。
中古住宅は購入しリフォームを実施するケースが多いので、
事例も紹介しながら説明。
そして住む場所の「水害リスク」にも触れていますが、
リフォームについての話に、より時間をとりたく、
次回以降水害の話は省略することを考えています。
個別相談では対応可能です。
なので今日は、
その「災害リスク」について記したいと思います。
住まいを買うときは ▶ 「災害危険性」の確認を!
今まで住んでいた家を建て替える、など、
その場所の環境を理解している場合は別ですが、
土地を買って家を建てる場合や中古住宅、新築建売住宅を買う場合は、
ご自身でも災害危険性について確認しておくことを勧めます。
・土砂災害警戒区域,津波災害警戒区域等に該当しないか
・豪雨時など河川の氾濫の危険性がないか
・大雨が継続した場合に土砂崩れの危険性がないか
・倒壊の恐れのあるブロック塀や擁壁が近くにないか
・災害時避難場所の確認と避難時の準備
・火災保険,地震保険への加入
不動産取引における法制度としては、
土砂災害警戒区域や津波災害警戒区域にあたるかどうかに加え、
不動産取引時(売買賃貸)の水害リスク状況について
不動産業者による説明の義務化が8/28から施行されます。
やっとここまで来た、という感じ。
具体的には、市町村等が発行するハザードマップでの説明が主なものです。
住まいを買う一般の方に理解してほしいのは、
ハザードマップで危険性が示されていなかった ⇒ リスク無く安全
ではない、ということ。
ハザードマップの精度自体は高いと評価されてますが、
自身でも、その場所と周りの環境を十分確認してほしいです。
リスクゼロは難しいですが、環境を自分で理解してそこに住む決断をする、
リスクに対して備えて家族の命を守る。
災害リスクに対する考え方、異論がある方はいないと思いますが、
予算や生活利便性、通勤、子供の通学区域等、
住む場所を決める要素は様々です。
そんな中、今後は災害リスクも無視できませんね。
九州で続く豪雨を見ると、
線状降水帯が長く居座って「想定外」が起きたことがわかります。
台風でもないのに。
環境に興味があって、熱心に調べる人は、
近くの川の状況を様々な天気のときにチェックしたり、
近所に住む方にいろいろと聞いてみる、といったことも。
また、その土地の歴史(昔はどんな形態だったか)を調べるのも有効かもしれません。
河川の付け替えで埋め立てた土地は、水害リスクが比較的高いことがわかっています。
災害リスクについて、今後のセミナーでは触れないと思いますが、
土地や住まいを買う際は考えてほしい内容です。
2020お金に困らない住まいの買い方セミナーは次回8/1が最終回です。
参加枠はまだ空きがありますので、お気軽にお申し込みください。
全3回(7/17終了・7/23終了・8/1:各回同内容)、参加無料、
場所は御殿場市民交流センターふじざくら会議室です。
参加申込受付中です。
お問合せ、お申し込みは下記までどうぞ!
【お金に困らない住まいの買い方セミナー2020】
■TEL:0550-77-5836(不動産事務所リヴエスコート 杉山)
■mail:sugiyama_r.s.fp@outlook.jp
お問い合せ