2011/10/31 8:33:16
新幹線開通後の青森市中心街
寂れ行く地方都市
青森駅は、かつては東京から伸びる鉄道幹線であった東北本線、および東北地方内陸部・日本海側を経由する奥羽本線の双方の終着駅であり、当駅から津軽海峡を横断して北海道の函館駅へ渡る青函連絡船との乗換駅でもあった。その情景は歌謡曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞にもなった。
だが1988年に青函トンネルが開通すると、青函連絡船はその役目を新たに開業した津軽海峡線に譲って廃止され、当駅は東北・奥羽本線と津軽海峡線の列車との乗換駅となった。さらに2010年に東北新幹線が新青森駅まで開業すると、首都圏から北海道への列車の乗換駅の役目は新青森駅に譲ることとなった。またこの新幹線新青森駅開業により、並行在来線であった東北本線は第三セクター鉄道の青い森鉄道に経営移管され、路線名は青い森鉄道線となった。
通過駅となった青森駅と人影がまばらとなった中心街
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