2012/10/10 8:49:37
ユーモア交え“寂聴節”/天台寺で秋例大祭
東北最古の名刹(めいさつ)として知られる、二戸市浄法寺町の天台寺(菅野澄順住職)で7日、秋の例大祭が開かれた。時折、日が差す穏やかな天気の下で、同寺名誉住職の瀬戸内寂聴さん(90)が恒例の法話を行い、参拝客3千人(主催者発表)が明るくユーモアたっぷりの寂聴節≠ノ耳を傾けた。
寂聴さんは「人間には『心』があるから悩みが尽きない」と強調。その上で「生きていればつらいことはあるが、試練と思って受け入れて。死んでしまったら何もならない。希望を持ち、努力して生きましょう」と優しく語り掛けた。
また、「生きている間は何でも愛することが大切。90年生きてきた、ばあさんが言うんだから信じなさい」と話し、会場の笑いを誘った。
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/10/08/new12100809top.htm
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