2013/06/03 9:33:58
青森・新郷村でキリスト祭
キリストが日本に逃れ天寿を全うしたという伝説が残る青森県新郷村で2日、恒例のキリスト祭(村観光協会主催)が開かれ、村民が伝統の盆踊り「ナニャドヤラ」を奉納し、キリストの霊を慰めた。
伝説ではゴルゴタの丘で処刑されたのは弟のイスキリとされ、村には106歳まで生きたキリストが眠るとされる墓がある。この日は、地元神社の神主が墓前でキリストを慰霊し、参加者が玉串をささげた。
1964年に始まった祭りは50回目。大祭長の須藤良美村長は「毎年慰霊祭を開いてきた。真偽は別として、伝説のロマンを楽しんで」とあいさつ。半世紀にわたる村民の情熱に偽りはない。
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