Dumplings Around the World -2.
「世界の団子」そのAです。
8.こちらもガーナ食、バンクーです。とうもろこしの粉やキャッサバ粉を発酵させ、湯で練って団子状にします。作り方は日本のそばがきみたいです。酸味が強く、ねっとり柔らかいものが多いです。最初はその酸っぱさにびっくりするかもしれませんが、慣れると一番食べやすいかもしれません。一緒に食べる濃厚なピーナッツスープに酸味が爽やかさを加えます。お腹にもたれないので、一番食べやすいかもしれません。
9.フフです。ガーナ料理を代表する一品です。日本のお餅のように杵と臼でつくので、厳密には団子とは呼べないかもしれません。甘くない青いバナナやヤムイモなどを蒸してお餅のようにぺったんぺったんつきます。
作り方も味もお餅そっくりです。うっすらと甘みがあってわかりやすく美味しいので、外国人にも一番うけるみたいです。ただ、調子に乗って食べ過ぎちゃうと動けなくなるほどお腹が膨れるので、毎日はきついかもしれません。わたしは毎日食べるならバンクー派です。
このように手で食べます。
9.ウガリ
コーンミールやキャッサバを湯で練ってつくるそうです。主に東アフリカで食されていて、フフやバンクーに似ているようですが、同じではないと思います。「味のないういろうみたい」と表現してる人がいましたが、食べてみたいですね。わたしはまだ未体験です。
10.モフォンゴ
プエルトリコのフフと言われてます。青いバナナをついて作ります。美味しそうですね。これもまだ食べたことがありません。
11.ちまき
笹の香りがたまりません。
12.そばがき
こねて丸めるとおそばとはまた違った美味しさです。
いかがでしたか?世界の団子料理。こねて丸めた料理は世界中にあるんですね。素材は違っても口に入れたときの食感とか、だんご独特のおいしさがあります。
世界のさまざまな人が、家族や仲間とさまざまな材料をおしゃべりしながら丸めてる姿を想像するのも楽しいです。
以上、「宇都宮」から連想した世界の団子特集でした。
Dumplings Around the World -1.
「世界の団子」その@ です。
昨日の記事が「宇都宮」で、餃子は食べられなかったのですが、せっかくだから世界のだんごについて触れてみたいと思います。
なんで団子かというと、餃子はDumplingと説明されることが多いんですね。ダンプリングというのは、小麦粉や芋などをねって丸めて茹でたり蒸したりする料理のことをこう呼びます。餃子のように肉などを包んだものやすいとんみたいにスープに浮かせるのもみんなダンプリングです。
こねて丸めた団子はすべておいしい!丸いカタチはなんだかかわいいし、丸める作業には愛さえ感じる!
ということで、世界の団子料理を集めてみました。
(画像は一部を除いてインターネットから拾ってきたものです)
1.まずは餃子です。餃子は中国では主食の部類になるそうです。
2.熱々のスープがじゅわっとあふれる小籠包
3.モモ。ネパールの餃子として有名ですが、チベット料理だそうです。
4.韓国のマンドゥ。コリアンレストランに行くとありますね。ここらへんはどれも似ているようで、食べるとそれぞれ個性がある。違うおいしさです。
5.中南米のタマーレス。タマーレとも呼ばれます。とうもろこしの粉にラードを練り込み、鶏肉やチーズなどの具を詰めてバナナの葉に包んで蒸します。
わたしは代々木公園のブラジルフェスで初めて食べました。すごく美味しかったです。
6.エンパナーダ
南米、中南米の揚げ餃子という感じでしょうか。パラグアイ出身の友人宅に遊びに行ったときにごちそうになりました。美味しいです。
7.ケンケ
西アフリカはガーナの食べものです。とうもろこしの粉を練って発酵させ、バナナの葉で包んで蒸します。酸味が強く、独特の風味があって外国人にはキツイとも言われていますが、病みつきになります。わたしはガーナの団子でいちばん好きです。
ケンケは通常シトと呼ばれる辛くてしょっぱいソースと魚の素揚げとともに食されます。この三つの組み合わせがたまりません。シトは干しエビをすりつぶしたものや玉ねぎ、ニンニク、しょうがなどを煮詰めて作ります。みそのような、食べるラー油のような味で、日本人が好きな味ではないでしょうか。
ケンケは硬くて重いダンゴです。一個食べるとお腹がいっぱいになります。
(ケンケと魚の素揚げ、シト)
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