2010/10/31 19:02:52
惑わされるバリアフリーの意味
最近ちょくちょくご年配のお客様より
バリアフリーについて相談を受けます。
そもそも ・・・バリア とは ・・・ barrier ・・・ 障害物
住宅の場合バリアフリーとは・・・
障害物を無くすという意味になるそうです。
床の段差を無くすという事を意味しているのではないそうです。
壁、家具、建具、等々...
日々の生活において障害になるもの全てが “バリア” ということです。
知人の社会福祉士の方がいっておられました。 歳を重ねるごとに足腰がが弱ってくるのでリハビリをしないと、歩けなくなるので、逆に、そんな時、段差が無い家よりも段差のある家の方がリハビリにはいいんだそうです。
私も同感ですが・・・やはりご年配の方には10センチ前後の段差は無くした方がいいと思います。しかし、高さが数センチの段差は、あっていいと思います。
実際にバリアフリーという言葉に惑わされるのではなく・・・ リフォームや建替えを検討するときには、今後の実際の生活を想定してから計画を進められたほうがよいと思います。
私自身・・・お客様にこのように説明しています。これから先、私は社会福祉士の方と交えて、高齢者住宅を考えていきたいと思っています。
コメント一覧
No.2595 介護勉強中さんのコメント 2010/11/03 14:55:15
高さが数センチの段差は高齢になると認識しずらく(目が悪くなるなど)つまずく原因になると思います。高さ5ミリでもつまずくらしいですから。将来車椅子になった時なども段差はない方がいいと思います。本文にあるように今後の実際の生活を想定して個々に対応ですよね。
一言でバリアフリーと言っても難しいです。老人施設でさえ なんでこんなとこに手すり?とか呆れるの通り越してしまうのありますから。住みやすい家造り頑張ってください!
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