初版本が届いた
先日のブログに書いた友人の初版本が届きました。
真新しい帯と表紙の著作者名が誇らしい。60ページの小中学生向けなので一気に読了です。
渓流に命を得た「小さなヤマメ」が降河し海を回遊。やがて「サクラマス」に成長して生まれ故郷の渓流に戻るまでの様々な苦難に挑戦し、生き延びるダイナミックな姿が描かれます。
未来を託した産卵を終え、流れに身を任せる二匹が交わす言葉。友への感謝、愛情。そして二匹が求めていた「新天地」とは!
人生の円熟期を迎えた友の声がページのあちこちに聞こえます。
外は冷たい雪模様でしたが、いつしか眼がしらに熱いものが溢れます。
参照:文芸社 大野けいじ著 「今に見ろ −ヤマメの大冒険ー」
友人の作家デビュー
行政時代の友人から早春1番のうれしい手紙が届きました。
古希にあらがい、某出版社主催の原稿募集の広告を見て初挑戦しようと決意。多くの応募作品のなか見事に栄冠を勝ち取り2月15日に出版の運びだとの内容です。
栃木県に居を移して静かに時に身を任せていた彼が古希を迎え新たな分野に挑む決意には只々感服します。
ヤマメが成長して後にサクラマスになる生態を擬人化したもので、小学生高学年から中学生が対象とのことでした。
厳しい環境のなか、苦難に立ち向かい成長していくヤマメの生きる知恵と行動を通して「試練を乗り越え成長していく」物語です。魚を擬人化した作品は珍しいそうです。
ともあれ、「蘭室の友に交わりて麻蓬の性となる」との故事のように自身もより成長できればと、ささやかに感じています。
池袋界隈の昨夜
学習院大学がある目白で知人と食事会。昭和生まれのメンバーだけなので話題はいつか昭和という時代の評価についてそれぞれが自前の分析論を交換しあい結構盛り上がりました。
主論は戦前・戦後の社会の動きなどに及びましたが、戦前は知りませんので歴史書の読書感想発表です。
解散後、帰宅時の乗換駅池袋は「箱根の関」と同じくすんなり通りにくいところです。ついつい、ちょつと時間つぶしに。
店を探索中に多くの外国人のグループに出会いました。多国語が聞こえる中でも中国語が圧倒的に多く、やはり「春節」に合わせた観光客の皆さんかもしれないと思いました。
皆さん笑顔いっぱいで池袋の雰囲気を味わっています。また子連れの若夫婦の姿に「子供のかわいさ」と重ねて、育児に頑張れと心の中でエールを送ってしまいました。
まだ今日も旅行中かもしれませんが、安全で楽しい思い出をたくさん作ってください。
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