2020/02/02 11:19:40
回遊魚と孔明の戦略
寒ブリがおいしい季節ですが、漁獲量も好調とのニュースが流れていました。
ぶりはマグロやカツオ、アジ、エイなどと一緒に回遊魚とされています。
一般的に回遊魚はマグロで承知しているように、泳ぎをやめると死んでしまいます。回遊魚でも、サンマや鮭、イワシ、ウナギなどは泳ぎをやめても死にません。
エラを自分で動かし、海水から酸素を体内に取り入れられるかどうかの違いだそうです。
マグロたちが泳ぎ回るのは、口から海水を入れエラを通して酸素を取り入れる必要があるためと説明されています。
さて、三国志で諸葛孔明が五度も北抜(北の魏を魏が攻めること)をした理由を解説した本を読みました。そこでは強大な魏に対して、攻め続けて余裕を与えないことが、小国の蜀を守る計算が合ったとしていました。
それは譬えとすれば回遊魚が泳ぎを止めれば死んでしまうように、蜀も戦いを止めた途端、内部から崩れることを恐れたからと解説していました。
なお蛇足ですが、回遊魚も夜間は右脳と左脳を交互に休ませながら泳いでいるそうです。
とても真似はできませんが、ほどほどに頑張ろうと考えました。
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