雪の日 鳥と陣取り合戦
桜の季節の思わぬ雪景色。
新型コロナウイルスのため、外出は避けて自宅で花見と雪景色を楽しみました。
そんな折に二階のベランダに小鳥が数羽、雪を避けて物干し竿などで羽をやすめていました。冷たい北風や雪をよけるには最適。ネコなどからも身を守れます。生きるための小鳥の小さな知恵に感服です。
静かに見守り、そのまま一夜を過ごさせました。ちょつとばかり動物愛護精神の発揮です。
ところが翌朝、家内が慌てて掃除用具を取りに来ました。
理由は二階のベランダに鳥の糞が散乱。現場は雪に交じりぐちゃぐちゃになっています。
かわいい小鳥の置き土産にいささか閉口です。
家内は有無も言わせず防鳥ネットで対策をするとのことで、もう数セット用意しています。
家内と小鳥。そして私を巻き込んでの二階ベランダでの陣取り合戦が始まりました。勝負の行方は如何に
高麗家住宅の枝垂れ桜
今日は三連休の中間。
朝から青空で気温は上昇し五月を思い起こさせます。
花見の自粛を呼びかけられていますが、家内と日高市の高麗神社と高麗家住宅の桜見学に行ってきました。
日高市のホームページでは「高麗」の地名などが掲載されています。716年(霊亀2年)に古代朝鮮半島(高句麗)の高麗人が移住したとの説明ですが詳細は同市のホームページを閲覧ください。
特に目を引いたのは、茅葺き屋根の高麗家住宅の枝垂れ桜です。高麗神社の代々の神主である高麗家の住居だったそうです。
見上げる大きな枝垂れ桜と青空、茅葺きの古民家。風情溢れるこの季節ならでの風景でした。
新型コロナウイルス感染予防に留意しつつのお花見でしたが十分堪能できました。
ブログを書きながら自宅前を通行する「石焼き芋」のスピーカーを聞いています。
沈黙の春 再来か
新型コロナウイルス感染がひろがり緊急対策の休校で静かな毎日です。
また、今日は雪まじりの冷たい雨で静寂感はより一層深まっているように思います。
時折、鶯の鳴き声で春の訪れを感じますが、卒業式や入学式を控えた児童、生徒の嬉々とした弾む声はめっきり聞こえなくなりました。
「沈黙の春」の再来でしょうか。
さて、アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンが、1962年6月に化学物質が過剰使用されたときに自然の生態系はどうなるのか。生き物や人間への影響はどうなるのかと問題提起をした著作「沈黙の春」が出版がされました。
当時、殺虫剤の空調散布が頻繁に行われ、あちこちの庭にやってきた小鳥が次々と死んでしまうことが起きました。虫の姿も見えなくなり、小鳥のさえずりが聞こえない環境になってしまいました。
出版されたころの時代背景の概要です。
今、新型コロナウイルスという新たな脅威が発生し、世界中で影響拡大を防ぐ対応に追われています。
めっきり静かになった我が家の周辺の環境変化に、かって読んだ「沈黙の春」を思い出しこの文章を書いています。
子供たちの元気な嬉々とした声が一日でも早く聞こえることを祈りつつ
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