猫額の士
「今日、急に思い出した。」
どこかで最近聞いたフレーズですが、若いころ読んだ文章に「猫額の士」とあったことが浮かんできました。
皆さんはタイトルを見て「ネコビタイのツチ」と読まれた方も多いと推測します。『ネコビタイのシ」が正解です。
職業柄か「士・シ」を土地と直感的に間違って読んでしまいますね。
さて、「猫額の士」とはどんな表現だったのか。うつろですが「顔に対して耳と目の割合が多く、どこからが額かが判りにくい人相の男性を強調した作者の表現だったかしれません。
気になり調べたところ、上記のほかに「大胆不敵にして身の分を顧りみざるをいう。」(図書出版皓星社・隠語大辞典より)とありました。
辞典にあるような性格の男性だったのかもしれません。
猫額の土地は地権者との会話で謙遜されて話される場面が結構あります。「猫の額ほど狭い土地だけど云々」と。
Abit of ground 英語ではそう表現するそうです。(他にもあり)
ところで、わが社の名称は「ネコンサル」。銀行窓口でも「ネコ」で女子行員の声はワンストップ。待合客は、ふと顔を上げます。
私は十二支の「子年生まれ」。子年の「子」を使いましたが「子コンサル」では言いにくいので「ね・ネ」と読み「ネコンサル」になりました。
余談で失礼。
拡がる接遇
日常業務でお客様に接す場面は多くあります。
お客様にご満足して戴けたかどうか。反省する場面も無きにしは有らずです。
ところで、私の通院先では職員の接遇研修を実施しています。
待合スペースには「日常業務における職員の言動や考え方の中で『良いな』と感じていることを他の職員に紹介しましょう」と書かれた用紙に、『私の紹介したい方は○○部署の○○さんです。』として、具体的な体験や感想が紹介されていました。
しばらく立ち読みしましたが、日常業務での体験を紹介し、それを知ることで共感、触発されることも多いと想像しました。
接客から一歩進んだ「接遇」は販売業界、サービス業界から医療業界や教育業界を含めて「士業」にも拡大傾向だそうです。
当然、私たち「宅地建物取引士」の職場も該当。
お客様に対するサービス、態度、言葉遣い、もてなしなどを包含する接客のスキル。
考え行動が肝要。
接客から接遇へ。何ができるか、考えてみ様かな。
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