聞くことしかできないが
北関東の友人に様子伺いの連絡を取りました
奥様の心臓手術が目前です。
PCR検査で陰性なら予定通りとのことでしたが、折り返し延期の連絡が来ました。
理由は、執刀医の陽性だそうです。
温厚な彼の言葉には、厳しい表現で苦情を羅列していました。
本人たちの気持ちは分かり得ませんが、聞くことなら私にはできます。
慌てて翌日、東北道をひた走り訪問。
何かあれば駆けつける。そんなことが私なりの友人とのお付き合いの方法の一つです。
君(妻)の名は
地域の高齢者安否確認のために、民生委員さんが「緊急連絡カード」を掌握しています。
当事者の基本項目以外に、かかりつけ病院などの医療情報、緊急連絡先、近隣見守り者などの項目もあります。
過日、妻の知人から「近隣見守り者」欄に、妻の名を記入したので宜しくとの挨拶と報告があり、「カード」を見せられたようです。
妻は記入された氏名欄を見てビックリ。そこには「石川りゅうじの奥様」と書いてあったそうです。日常的にお付き合いを重ねており、最近はコンサートにも行って来ました。
よりによって主人の名前が書いてあるなんて。
そして私の名前は、石川りゅうじの奥様と。
もちろん本人に記入違いをやんわりと伝え、訂正し提出したそうです。
高齢化が身近に迫っていることを、様々な場面で体験することが増えてきています。
元気で明るい妻ですが、かなりショックだったようです。
「国家秘密」って何
かつて太平洋地域と東南アジアに関しての講演会に参加しました。
外務省アジア大洋州局の参事官などが講師です。太平洋や東南アジア地域の各種課題がテーマでした。
資料と解説でお聞きしたことが、現在、報道され耳にしている国際情勢にまさかなってくるとは想像もできませんでした。改めて国際情勢の目まぐるしさと複雑さを、認識させられます。
懇談の場だったと思いますが、旧ソ連邦でのエピソードをお聞きしました。
あるロシア人が「フルシチョフは馬鹿だ」といってクレムリン宮殿前を走り抜けようとして逮捕されます。
裁判では23年の禁固刑に処されましたが、判決内容は「3年が党書記局長侮辱罪に対してであり、20年は、国家秘密漏洩罪に対してであった」との説明です。
国家秘密を揶揄した話題でしょうが、思わず「ニャリ」。口元が緩みました。
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