2022/10/20 17:51:17
一茶の親心
ニュースで元ドリフターズの仲本工事さんの死去が流れています。
TVで夢中に見ていた子どものころが思い起こされました。
この世は、はかない露の世とはよく言われていますが、仲本工事さんの事故死には実感させられます。
俳人の小林一茶は長女の「さと」を天然痘で一歳余で亡くしました。
その時の心情を『露の世は 露の世ながら さりながら』との俳句を詠んでいます。
意味を自分ながら考えると、この世は、はかない露の世と言われているが、そんなことは常識的によく知っている。
しかし、子供を亡くした現実を見たときに、この世のはかなさはよく知っているが、知っていることが何になるのだろうか。
娘を亡くした親として、思うにつけても、只々、悲しくて、悲しくて、たまらない。
そんな気持ちだったのかも?
今日は、静かに故人のご冥福を祈りたいと思います。
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