2013/12/30 16:23:46
ネット予想「日本列島改造論」田中角榮著より
「日本列島改造論」田中角榮著
昭和47年6月20日初版発行
P158
情報列島の再編成
大都市と地方の格差をなくすためには、全国各地域を結ぶ情報
ネットワーク を先行的に整備しなければならない。
申込めばどこでもすぐ電話がつき、 全国各地域即通話ができるのは
もちろんである。
有線テレビ、テレビ、さらに職場でも家庭でもボタン一つでコンピューターを
呼びだすことのできるデーター通信など、情報化時代にふさわしい情報
ネットワークをつくらなければならない。
(中略)
P160
たとえば、通産省で開発しようとしている映像情報システムでは、
将来、一台のテレビ受信機に組込まれた鍵盤を操作すると、情報
センターやデータバンクにつながって「日本の国土面積はどのくらいか」
「IMF(国際通貨基金)とはどうゆう機関か」といった知識を求めることが
できる。
(中略)
P162
このように情報機能の集積が地域に文化を育てる土壌となり、これらが
行政や経済と結びついてこそ、人びとは地域に定着し、地方開発が
本格的にすすむと思う。
感想
すごいです。昭和47年に今のインターネットの予想ができてます。
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