年度最終日→新たな出発
今月も最後まで忙しい日々でした。
そして2年間在籍した東京建築カレッジ(24期)も修了することができました。
ともかく、力の差は明らかで努力するしかありませんでした。またこの間、この世界で起きている様々な問題について認識することもできました。
新しい仕事やこれまで苦労してきた仕事も、年度内で全てけりをつけることができました。奇跡としかいいようのない幸運に守られてきた気がしています。
卒業制作では、組み立て式の和室(茶室風)を発表しました。数寄屋建築の歴史や千利休について学ぶことができました。にじり口については、本物にできるだけ近いように再現しました。
明日から建築に関わる勉強をする新たなスタートとなります。
全ては、お客様の幸福のためになる仕事ができるように、自分を進化させるための工程です。気を引き締めて、前へ進んでいきます。
地震列島で生きる時代
昨夜も和歌山で震度5弱の地震があったそうですね。あの東日本大震災から早くも10年が経過しました。阪神淡路大震災からは26年です。
南海トラフ巨大地震が近いうちに必ずやってくると言われており、今からでも準備をする必要があります。
カラスやボラ、タニシ等が日本各地で異常発生しているニュースを見るつけ、不吉な予感を思わざるを得ません。
まず、昭和58年以前に建築されたような旧耐震基準のマンションにお住まいの方は住み替えを急ぎましょう。
高層マンションにお住まいの方は、低層階か他のマンションへ引っ越しましょう。
水に近いところや、学校に近い場所は、地盤が弱いので避けましょう。逆に神社やお寺が建っている場所は長い歴史に守られていて、安全な場所の可能性は高いのです。
また山際は、がけ崩れがありますし、山を削って作られた土地は基本的に危険があります。
木造住宅に限らず、1階が駐車場になっている建物は、注意が必要です。
耐震補強工事を検討することによって、一定の安全は確保されます。
10年前、仙台に住む義母と義父へは1週間も連絡がつきませんでした。ニュージーランドにいた長女は、現地からテレビで見る津波の映像にショックを受け泣いていました。そして福島の原発が炉心溶解しました。現在も制御不能な状況が続いていることは、現地へ行ってみて改めて解りました。この現実と経験を私達は忘れることができませんし、今後の生き方を決定する要因になります。
ライフラインがコンビニエンスストアであることも認識されたのですが、当時は、地域毎の配送センターに依存していたため、配送センターが被災すると、コントロールができませんでした。現在は、その点を改良し、他の配送センターからの配送が可能になりました。
ともかく、安全な地域を選び安全な建物に住み替えることが大事です。当社は、全国レベルでの住み替えを推進し、お役にたつ仕事がしたいと考えています。
埼玉県の魅力A川口市
前回紹介したさいたま新都心のある「さいたま市」に次いで人口の多いのが川口市で60万人を突破し政令指定都市に準じる「中核市」の指定を受けています。
26年前に結婚した妻が住んでいたことがきっかけで、私自身が住んでいる街ですが、不動産業者として客観的にみてもお勧めできるのではないかと感じています。
川口市は、住宅ローン大手アルヒ選定の「本当に住みやすい街ランキング」で2年連続1位に輝いています。
都内へのアクセスは、南北線直通の埼玉スタジアム線と京浜東北線ですが、現在JRと駅舎建替えと湘南新宿ラインや宇都宮高崎線の停車が検討されています。
前市長は、東急不動産出身の優秀な方で、東急式の街づくりが進みました。残念ながら亡くなられたのですが、現知事は川口市出身で、祖父が川口市長だったこともあり、今後も川口市への予算配分や発展が期待できます。
荒川を渡るだけで、不動産価格は25%安くなりますし、1000円以下の床屋があったり、90円のワイシャツクリーニングがあったりと、物価も安いのです。
何より南側に東京の街が一望でき、夏には美しい花火大会も多数満喫できます。
先日、ここ最近の川口市3大プロジェクトの一つであった川口市立高校を見学してきました。NHKの跡地に建設されたスキップシティに隣接しています。
巨大なテントに覆われた開放的な設計です。エコを学ぶようなしかけもされていました。働きながら学びたい定時制の高校も併設されています。
市役所はモダンに建て替わり、悲願であった火葬場も、自然公園とが一体化した見たこともないような素晴らしい建築がなされました。
多くの小学校や保育園が建替えられ、障害をもった方の保育園まで建設中です。
子育てをするにも、駅前に大きな保育園や図書館があるので便利な街です。
興味がある方は、良い物件をご案内できますので、お気軽にお問合せ下さい。
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