手作りの表具
東京都城南職業能力開発センターの技能祭で、東京都表具研究会の活動を知りました。とても刺激を受けたので、自分でも表装したい気持ちになりました。
昨年、知人に筆で書いてもらった「一期一会」の作品は、近所の表具屋さんで表装してもらったら、更に見事に美しく感じました。
私は、都会の小さな家やマンションにも、小さな床の間を作りたいと考えて、取り組む予定ですが、もっと自由に、どんな壁にかけても、良いと思いました。
今回の展示では、ハガキや着物の一部、手ぬぐい等あらゆる物が表装され、掛軸になることで、映えることが解り、面白く感じました。
東京都表具研究会は、「自由な雰囲気で自由なテーマを」をモットーとして、先生やベテランの方が丁寧に教えてくれるそうです。会費は月額2500円だそうです。
不動産取引のデジタル化
不動産業界においても、法律が改正され取引の電子化が進んでいます。
具体的には、不動産取引において、宅建士の資格を持つものが事前にお客様に直接会って重要事項の説明をすることになっていましたが、書類の印鑑が省略されることとなり、パソコン等を使って文章を送付して説明することが可能になりました。
当社が所属するのは、日本で最も歴史のある全日本不動産協会の渋谷支部ですが、会員数が1000社を超えて、研修と合わせて記念式典がありました。
当初、188社でスタートしましたが、バブル期に急増し、崩壊後に少し減りましたが、その後も増え続け現在に至っています。
不動産業の必須資格である宅建士の受験者数も増えているようで、先日の試験には申込が28万人あり、受験者も23万人を超えていました。
然しながら、不動産業のIT化が進めば、中小企業は淘汰されてしまうという予想もあります。
当社は、ITには縁のない高齢者や弱者に寄り添いながら、よりよい仕事ができるように努力していきたいと考えています。
記念品でもらった薔薇の花を飾りました。情熱を失わないうように頑張ります。
モノづくりの仕事をする契機になったこと
10月30日に、東京建築カレッジ公開講座に不動産業者の立場から出演しました。YouTubeで生配信されたため、ノーカットで記録が公開されています。
基調講演をされた林業家の井上淳治さんは、プロフィールを見たところ、私と同じ年生まれというだけでなく、星座も血液型も一緒で親近感が強くなりました。
ご自身が、飯能で取り組まれている様々なこと、そして日本の林業が抱える問題点を誠実に、解りやすく説明されていて、好感がもてました。
私などは、これまで社会に対して、貢献できるような仕事を殆どしてきていないので、このような場所に立つのもおこがましいのですが、鼓舞されました。
自己紹介は、スライド5枚、5分以内ということだったので、当日の朝に原稿を考えて5分以内に説明できるように、調整していましたが、いざ本番が始まると、アドリブになってしまい、大事なことを飛ばしていました。
私が、モノづくりの仕事に興味を持つ直接の契機になったのは、13年前に東京都の職業訓練学校で、インテリアリフォームを学んだことからでした。
もし、失業して、目標を失っている人がいらっしゃったら、暫く余裕のある人であれば、職業訓練校に通うことをお勧めします。様々な科目がございます。
それぞれの学校で、授業を見学することができますが、今の時期には、学園祭にあたる「技能祭」というイベントがあるので、是非見学してみてください。
公開講座の自己紹介の最初に、13年前に私自身が経験した高年齢者校の技能祭の写真を紹介しました。組長に指名されて、取材に来たテレビレポーターのお世話をしました。
時は流れましたが、11月3日文化の日に、綾瀬にある職業訓練校の技能祭に行く予定です。学ぶのに遅いことはないと信じています。誰でもゼロスタートです。
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