評価書(売却基準価額の算出)続き
昨日の続きです。
競売事件の「評価書」を具体的に検討していくと、不動産価格を形成する要因について勉強することができます。このたび「平成24年(ケ)第812号」事件と「平成24年(ケ)第815号」事件の評価書の比較・検討された感想はいかがでしたでしょうか?
結論として申し上げたいことは、不動産の価格は、プロである不動産鑑定士が一定の手順に従って評価しても、評価額には大きな差が出るということです。入札価格を決定するにあたっては、不動産に共通するファクターや当該不動産に固有のファクターをウエイト付けして、ご自身の基準をもつことが大事です。
私も、かつて証券アナリストとして、日本株や香港株の評価を行ってきました。日々取引所で価格形成される上場株式と不動産の価格決定は異なる点もありますが、所有期間利回りを追求する「投資」という点では、株式も投資用マンションも同様で、価格算定のファクターには共通する点も多くあります。
両評価書をプリントアウトして、研究された方は、入札書類の分析では、もう上級者です。自分なりの尺度をもって、入札に臨んでください。必要であれば、当社でお手伝いします。ご連絡をお待ちしております。
なお、いつも申し上げておりますが、入札参加にあたっては、三点セットを十分に読込むことが肝要です。また、直近の登記は必ず調べるようにしてください。
<競売サポート・入札代行の岡野不動産合同会社>
HP 投資用売りマンション<ルーブル豊玉>の写真あります。
https://www.zennichi.net/m/okano/index.asp
★投資用マンション(売り物件)あります。空室月も家賃保証されます。管理費・修繕積立金控除後の実質利回り7.2%です。
詳しくはHPから、「最新物件情報」ボタンをクリックしてください。
お問い合せ