2012/12/22 15:24:32

「平成24年(ケ)第860号」事件 ・借地権上の1棟物・

 


 今日は、「平成24年(ケ)第860号」事件について紹介します。この物件は、1・2階に賃貸事務所と貸室9戸、3階が所有者の居宅です。いつものように3点セットをダウンロードしてください。


<3点セットは、画面左のリンク(981.jp)から、どうぞ。検索もできます。>


 まず、物件明細書をみます。「5 その他買受の参考となる事項」では、建物は、借地上にあり、買受人は「地主の承諾又は裁判等が必要」との記載があります。


 現況調査報告書の「目的外土地の概況」をみますと、地代の滞納があります。滞納を続けると地主から土地賃貸借契約を解除されるおそれがあります。建物所有者は、差押後は建物維持(地代支払い)に興味を失っていますから、要注意です。
 
 もういちど物件明細書の「5 その他買受の参考となる事項」を見ます。ここには「地代代払いの許可あり」となっています。


 この点は、執行官による現況調査で土地所有者に照会したのは7月5日です(調査の経過参照)。他方、物件明細書の作成日は9月27日です。この間に地代代払許可(民事執行法56条1項)の決定という裁判が確定したと推定されます。
 ここでは、地代については物件明細書記載のおとり、土地賃貸借関係は維持されていると考えて進めます。


 ただし、地代が本当に支払われているか(解除されていないか)は、土地所有者に確認する必要があります。


 借地関係については、目的外土地の状況のその他欄に「借地名義書換料等は未定」との記載もあります。


 本件では、入札前に土地所有者に賃借権関係の確認を行う必要があります。落札後には土地所有者との承諾(料の)交渉、所有者の占有解除、一般の賃借人との契約更改などが必要です。
 


 この物件は、賃貸で人気の高い新高円寺駅近くにあり、賃料も期待できます。賃貸併用のご自宅にいかがでしょうか。当社からも近いので、きめ細かい対応が可能です。ご興味のある方はお知らせください。


( HPに写真あります https://www.zennichi.net/m/okano/index.asp )


<安心の落札、競売サポートは岡野不動産合同会社>
競売は、「理勢」です。落札後の権利関係の帰趨がどうなるか、3点セットの内容を法「理」論に基づいて分析する必要があります。また、入札価額は、市場価額を参考に競売市場の特殊性を考慮して、合「理」的な水準に求めなければなりません。これらを閲覧開始日から入札期間終了までの3週間で決心する「勢」いが必要です。







会社概要

会社名
岡野不動産(同)
カナ
オカノ フドウサン ゴウドウカイシャ
免許番号
東京都知事免許(2)94547
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岡野 直行
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