2012/12/27 12:16:18
閲覧開始日(東京地裁 本庁)
今日は今年最後の東京地裁 本庁の閲覧開始日です。ここのところ競売事件数が増加してきています。今回は、特にマンションの件数が多いです。
今回の入札で落札しますと代金納付手続きは来年になります。このため、固定資産税は課税されません。
この点は、不動産を通常取引で取得する場合には、固定資産税を所有期間で案分する慣習がありますから、競売ならではのお得な点です。
また、競売で不動産を取得すると、移転登記にかかる司法書士報酬も不要で諸費用を抑えることができます。
今年の入札は、毎回落札者の8割以上が法人でした。このことから、競売は業者の仕入れ市場であるといえます。すなわち、競売手続を利用すれば、不動産を卸値で購入することができます。
中小企業金融円滑化法の失効をにらんで、ようやく物件数も増えてきました。入札参加者には、落札しやすい環境になりつつあります。
物件選定の手がかりはこのブログを参考にしてください。3点セットを検討して、興味ある物件が決まりましたら、当社にご相談ください。
入札価額の決定から落札後の引渡手続までトータルにサポートしています。
★来年こそ、落札を勝ち取りましょう!
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競売は、「理勢」です。落札後の権利関係の帰趨がどうなるか、3点セットの内容を法「理」論に基づいて分析する必要があります。 また、入札価額は、市場価額を参考に競売市場の特殊性を考慮して、合「理」的な水準に求めなければなりません。これらを閲覧開始日から入札期間終了までの3週間で決心する「勢」いが必要です。
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