開札日(本庁・立川支部)
★ 今日は、東京地裁本庁、立川支部の両方ともに開札日でした。
■本庁管轄(23区内)
土地・戸建・マンション合計92件について、売却が80件、取下・不売・停止などが12件でした。落札者の属性は、法人が73件、個人が7件です。法人の落札者が9割を超えました。
■立川支部管轄(都下)
戸建・マンション合計44件について、売却が34件、取下・不売・停止などが10件でした。落札者の属性は、法人が33件、個人はわずか1件です。ほぼ法人の独占となりました。
法人は、多くが不動産業者です。不動産業者が落札すると、いずれ転売されます。したがって競売は、業者が仕入に使っている卸売市場といえます。
苦戦している、個人の方に「落札のコツ」をアドバイスします。
@ 閲覧開始日から入札締切りまで3週間以内に決心しなければならないこと。
A 価格情報(3点セット記載の売却基準価額(「理論価額」)と中古流通価額(「小売値」)の差異)の分析が十分でないこと。
上記の問題点を解決することが、落札のコツです。
具体的には、@については、入札書き提出までの3週間を有効に使うため、早めに相談を開始することをお勧めしています。
事前にターゲットを明確にし、閲覧開始日に臨みましょう。そして、3週間で法的問題点を把握します。
また、Aにつきましては、3点セットの読込みと中古市場の「小売値」の分析が必須です。
上記の問題を解決しなくては、卸値で不動産を購入することはできません。
サポート業者とのチームワークを考えてください。
<安心の落札、競売サポートは岡野不動産合同会社>
競売では、3安(安い・安全・安心)のバランスが重要です。
入札参加者が、市場価額より安く、物権法的に安全、取得して安心な落札を勝ち取っていただけるようお手伝いしています。
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